標高や気温による変化
こんにちは。コチです。
先日、長距離のツーリングに出てきました。バイクはナックルでキャブはリンカートM74Bです。
地元は平地で海抜も高くないんですが、ツーリング中に標高2000メートル近くや一部それ以上、また昼夜の寒暖差もかなりあり、バイクの調子やフィーリングが道中色々と変化しました。
調子が悪く走れないとか、何か症状があるわけではなかったんですが、どうも気温が低いとき(一桁前半 3℃~6℃ぐらいかも)や、標高が高いとき1000数百メートルあたり、ではなかなかエンジンが吹けない感じがありました。サードでいつまでも走れるような感じです。
また、アクセルを閉めるとアイドリングが低く止まってしまいそうになりました。
また、朝一の始動は一発でかかるんですが、気温が低いからか、マフラーからうっすら黒煙が出てたりしました。
寒い+高地では吹けにくくアイドリングが低くなってしまう。またエンジンもあまり熱くならずにマニホールドもぬるい感じでした。
反対に平地で高速道路を使用したあとではアイドリングは高く、高速巡航でも80キロからの加速もしっかりしてました。
セッティングはとくに変えてないですが、これらの違い(変化)は標高や外気温によるリンカートキャブの燃調が変化したからでしょうか?
なんか暑い夏場は早朝の20℃ちょいぐらいでしか乗ってなかったですが、秋になり少し変化が出て来たように感じてます。
同じように走ってても、ちょうどいい感じから、急に濃いめになったように感じたり。
よろしくお願いします。
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標高や気温の変化による影響で間違いないですよ。
てか1000メートルクラスまで行くと気圧も気温もガッツリ変わるので、普通の国産キャブ車でもかなり変化を感じます。それを防ぐためだったと思いますがTW200には標高高い時用の赤いレバーが着いているぐらいです。
あと気温が低くエンジンが温まり切らない(いわゆるオーバークール状態)にもなりえます。特にナックルは発熱が低く、且つ発熱元であるヘッド周りにほとんどオイルが行かないため、オイルがなかなか温まらないので低音だとこうなるイメージが強い。
その気温で走り回ったときにオイルタンクを触ってください。多分手で余裕で触れる程度の温度のハズです。
んで、シングル50って冷えている時には猛烈に固くて、温まるってかチンチンに熱くなれば予定の硬さになるんですが、手で触れる程度の温度だとまだ固いままです。
これがフライホイールにねっとりと絡みつきかなりフリクションが高くなるので、走行性能にそれ相応の違和感ってか手応を感じると思います。
さらにさらにM74Bとはいえ、リンカートは環境変化に敏感に反応する傾向がありますので、むしろニードル類をいじらず走れたとなればどんだけ調子いいんだよ・・・ってなります(笑)
てことで、それだけの高低差、気温差を走ればバイクから何らかの異常を感じるのが正常です。
今の車やバイクはこの辺をインジェクションと各種センサーにより補正していますが、80年代、90年代のレプリカでマフラー変えて走っていると、この標高差ってのがなかなかの曲者だったのをよく覚えています。ボコボコ言ってアクセル開けても進まないなんてあったなぁ…
こんな感じです。ある意味正常?なので安心して乗ってください
こんばんは。正常で良かったです。
以前はM35でそのような場所を走りましたが、今一つ変化がなかったんです。今回、M74Bで変化が体感できて、ちょっとびっくりしてました。
こうも変化するんだなぁって。
ある意味、M35は曖昧な感じで常にやや濃い目みたいな感じでした。
だいぶ前に乗鞍スカイラインを走った時、抜いていったXLCRが調子崩したようで止まっていたのを思い出しました。これも標高による症状だったかもですね。
今回またひとつ良い経験、勉強になりました。ありがとうございました。