イグニッションスイッチ交換後、ヘッドライトONでエンスト
お世話になります。
ショベルFXB 1981に乗っています。イグニッションスイッチを自分で交換しました。
ヘッドライトオンで走行していたら、数キロ走ったところでエンストしました。
(ヘッドライトオフなら普通に走ります。)
自宅で確認したところ、エンジンオフの状態でヘッドライトオンでバッテリーの横についている
30Aのブレーカーが落ちていることが分かりました。
自分で調べて対応したのは下記ですが、それでもまだ原因分かりません。
考えられる原因教えて頂けないでしょうか。
・イグニッションスイッチをもとに戻してみた。→ダメ。
・イグニッションスイッチから、ACC、ライトにつながる配線を新品にした。→ダメ
・ヘッドライトにつながっているサーキットブレーカー(15A)を交換した。→一時的によくなったが、50km走ったところでまた再現した。
・イグニッションスイッチの配線を念のため増し締めした→ダメ
・イグニッションスイッチのライトの配線を外だしし、電圧を図りましたが、正常でした。(これでしたらブレーカーも落ちませんでした。)
イグニッションスイッチのACCとライトの配線が干渉したかと考えたのですが、
奥まったところにあり、確認できませんし、配線も増し締めしているので、それも考えにくいと思っています。
配線のつけ間違いも写真を撮りながらやったのでしていないとは思っています。
ぜひ、アドバイス頂きたくよろしくお願いいたします。
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ミリに変わっていたので
これはやめてほしいなぁ…
ハーレーは基本すべてがアメリカインチ(一部年式のフロントフォークや最近のハーレーはミリも見られるけど)なので、ここでポコっとミリが混ざっていると、次にバラす人が工工具選ぶの面倒だったりします。
また、車体側のインチピッチのネジ穴にミリのネジ突っ込んであったりといまだもたまーに見かけますが、そもそもサイズの違うネジを突っ込むって整備士としてどーなんだと思います。
今から30~40年も前はインチのネジは入手が困難で、ハーレーの整備時にミリを使われたなんて話はたくさんありましたし、今でもその名残を見ることはあります。
でも現在はインチのネジなんて通販、下手すればホームセンターでも売っています。
ってことで後世のメカニックが整備しやすいようにネジはインチのものを使ってもらいましょう。
ラバーは4~5年もてば御の字です。あんまりシビアになる必要もないですが、たまにみて切れているとか著しく変形していた・・・とかなら交換しちゃいましょう
管理人様
イグニッションスイッチがついている、ラバーマウントのボルト、一度折ってしまったことがあり、修復してもらったことがあります。どうやって修復したのかわかりませんが、ミリに変わっていたので、ラバーマウントのボルト自体、別物に変更されたのかもしれません。
オイルタンクは4~5年くらい前、ミッションをオーバーホールしてもらったときに外しています。その時にラバーマウント交換したのか不明ですが、そんなに品質悪いのであれば、4~5年でも劣化してそうですね。
フェンダーは社外品ですが、ナンバープレートの位置が違うだけだと思います。
いろいろ教えてもらって誠にありがとうございました!
対策、バイク屋さんと相談してみます。
原因の一つだと思いますよ。
今回のイグニッションが当たる原因ってざっくり3つあるんじゃないかと
1つは今言っているオイルタンクの位置。
ほとんどがマウントラバーの欠損、変形、破損などなど。あのラバーはかなりの消耗品です。しかも近年これまた耐久性がしっかりとしたものが少なく、よくゴム部分からマウントネジが剥離してしまいます。
2つ目はフェンダーの位置や形
これについては説明不要かと。
3つ目はキーシリンダーの長さや端子の向き
キーシリンダーも端子の取り付け向きや品物によっては長さが違ったりなどなど原因になりえることがあります。
カスタム車でも純正タイプでもなんですが、キーシリンダの接触って割とある問題です。でも簡単に治る事が多いです。だいたいちょっとキーシリンダーの位置を変えるだけですから。
ともかく細かい事はおいておいて上記3点をしっかり見直し(フェンダーはそのままでもなんとかなると思いますが)スッキリ直してしまいましょう
管理人様
オイルタンクマウントラバー見てみました。少々の痛みはありましたが、ちゃんとついているようでした。
前回、オイルタンクにイグニッションがついていると言ってしまいましたが、オイルタンクラバーマウントについていました。すいません。
ただ、おかげさまで、答えが見えてきたような気がしてきました。
下記25の部品がオイルタンクラバーなのですが、6のパーツが最初からついてなかったです(+_+)
これって、原因の一つとして、考えられないでしょうか。またフェンダーは社外品です。これら複合的に重なって、今回の問題が発生したかもって思いました。
オイルタンクをずらすのは難しいかと思います。
ただ、オイルタンクマウントってラバーで来ていて、これが長いあいだ使っていると折れたり歪んでちゃんとして位置についていなかったりします。
ともかく、純正でこの辺がきっちりくんであればキーがフェンダーに当たる事態はあんまりないんじゃないかなーと思います。
一度オイルタンクマウントのラバーを確認してみてください。
確か合計4つのラバーでバッテリーボックスと一緒につられているはずです。
管理人様
FXのキーのステーはオイルタンクに取り付けます。ステーの取り付け角度は、ずらせなかったです。イグニッションを締めるとおのずとステーの位置が固定化されました。ただ、バッテリーとイグニッションスイッチをつなぐ、配線が太くて長いからかもしれないので、少し確認はしてみます。
それでもダメなら、フェンダーずらすか、オイルタンクずらすのか、バイク屋さんに相談しようと思います。とりあえず、スポンジだけでなく、イグニッションスイッチの取り付けネジにワッシャーでもかまして、距離をとろうかと思います。
長々とありがとうございました。大変苦労したので、他の方にも参考になればと思います。
ともかく原因がわかってよかったですね。
で、FXのリアフェンダーとキーの接触ですが、当方ではあんまり記憶がないですねー。
でも確かにキーとフェンダーにはあまり隙間がなかったような気もする
キーのステーがどこに付いて(フレーム?オイルタンク?)いるのかイマイチ記憶がないですが、この取付の角度とかフェンダーもネジを全体的に緩めて後ろにずらすとか何らかの対策が取れるはずですよ。
今はスポンジゴムでなんとかしているようですが、それでも結構危険ですんで、フェンダー動かかすのが大変なようですしたら、キーステーをちょこっと動かしてフェンダーから離すように組んでみてください。
やってみると以外と簡単なはずです
お世話になります。
当件やっと原因がわかりました。。
イグニッションスイッチのヘッドライトのネジと、リアフェンダーが接触していた事が原因で、30Aのブレーカーが落ちていました。リアフェンダーにイグニッションスイッチのネジについていた傷と同じ傷がついて、発覚しました。リアフェンダーの奥まった個所と接触しており、気づけませんでした。リアフェンダーにスポンジをかまして絶縁して、対策しました。
しかし、僕のバイクも通常のFXと同様、オイルタンクの横にイグニッションスイッチがあり、FXに乗っている方は、このような事例、ありそうと思うのですが、他のFX乗りの方、どうされているのでしょうか。自分のバイクのオイルタンクの位置がもともとずれちゃってたのでしょうか。
もし、ご存じでしたら、ご回答頂けたら嬉しいです。
詳しい説明ありがとうございます! 確かにバイク屋さんに連絡したときも、ソレノイド叩いてみて!ってアドバイスもらいました。 そういえば、ワンウエイクラッチ壊れた事あったんですが、ソレノイドから電磁石が動いても、ギアを動かす事ができてなかったんですね! 教えてもらったソレノイドの構造から考えて、今回、イグニッションから膨大な電流が流れて、スターターリレー壊れて、ソレノイド壊れたって、可能性としては考えられるんではないでしょうか。 今回教えてもらったサーキットブレーカーなどの一つ一つの部品の品質、取付ミスから様々な部品を壊してしまう可能性があるって学び、部品の製造メーカーさん、整備士さん、改めて尊敬しました。 今回のミスでソレノイド壊れやすくなってない事祈ります。。。 しかし、引取時に突然壊れるって、バイク屋さん泣かせですね。。。
いいバイク屋さんですねー!
的確な判断と修理、自分もかく有りたいと思います。そばに頼りになるバイク屋さんがあるってことは幸せな事だと思いますよ。
修理内容も的確だと思いますし尊敬します。
で、ソレノイドの張り付きですが、ちょっとソレノイドの構造の説明から入ります。
まず、セルスイッチを押すとご存知の通りリレーに通電してリレーが働きます。
このリレー、正確にはセルを回すためのリレーではなくてソレノイドの電磁石を作動させるためのリレーです。
この電磁石が働くとソレノイド内部の鉄の…円筒状の筒(表現が難しい…)が磁力で引っ張られセルのギヤをクラッチハウジングについているリングギヤに飛び込ませます。
で、それと同時にでっかい銅で覆われてた円盤をソレノイドの端子側に押して、それでバッテリーとセルモーターをスイッチング、電気を流してセルを回すって感じです。
つまり、ソレノイドは2つの仕事をしていて一つはセルのギヤを噛み合わせる、
もう一つはセルにバッテリーからの電気流すって感じですね。つまりソレノイドはリレーの役割も担っています。
で、このバッテリーに電気を流すの部分が張り付きの原因です。
先に書いた銅板が端子にくっついた時にでかい電流を一気にながすものですからどーしても熱が発生していしまい、ここで簡単に言うと溶接の様になってしまってこの銅板が張り付いてしまって通電しっぱなし、結果セル回りっぱなしとなってしまうのです。
このトラブル、相当良く起こります。修理方法として銅板交換したり磨いたり、少しでもスパッタを防ぐため端子の面を取ったりなんか塗ってみたりとかとか。頻繁に起こるようならそのへんまとめて交換してみたり。
でも使っているとまた起きるんですよ。なので頻発するようであればソレノイドのリビルト、もしくは交換ってなります。
起きてしまった場合の対策ですが、この銅板を接点からはずしてやればいいので、まずはソレノイドをを叩きます(笑)昔のテレビみたいなもんで張り付いたら叩いてこいつを引き剥がす努力を死してみます。
で、だめならマイナスの端子を外すしか無い…
これがまた予期せぬしかも最悪のタイミングで起こるんですわ。今までなんにもなかったのに納車しようとお客さんが取りに来た時とか、車検場でエンジンかけようとしたときとかさ・・・
ともかくしばらく注意してください。そばにプラスチックハンマーがあるとちょっとだけ安心できます