低負荷でセルを回すと止まらない症状
こんにちは
点火プラグを外した低負荷の状態でセルを回すと、セルボタンを離してもセルが止まらず回り続けてしまいまいます。
リレーが焼き付いたのかと思いましたが、バッテリーを外して停めた後、今度は点火プラグをつけてセルを回すと今度はちゃんとセルボタンを離すとセルは止まります。
リレーの電磁石が戻らなくなっているんだと思いますが、負荷の有無でそれが起きたり起きなかったりする理屈がよく分かりません。そういうものなのでしょうか??
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どもども
これ割とありますねー。この前も前期エボで喰らいましたわ。
セルが回りっぱなしになるのはセルリレーが張り付いているんじゃなくてソレノイドが貼り付いているためです。
ソレノイド自体に銅版が入っていてこれが動いてセルを回す電力をバッテリーからモーターにつなげています。
この銅版が張り付くんですよ。
リレーからの電気がきていなくても張り付けばいつまでも周り続けます。
ソレノイドをぽこぽこプラハンとかで衝撃を与えるとうまくいくとは外れることもあるんですが、駄目ならバッテリー端子を外すしかありません。
張り付きが一度でもあったのなら、ソレノイドをバラして磨いたり部品交換したりとリビルト作業が必要になります。今は無負荷状態でしか張り付かないかもしれませんが、そのうちプラグが入っていてもセルが周りっぱなしになる可能性がありますので一度ソレノイドをバラしてチェックしましょう。
んじゃセルリレーはなんの仕事してんだよ?
って話になると思うので、こっちも軽く補足しておきます。
さっきソレノイドの中に銅版があって、それが動くことによってバッテリーとモーターが導通すると書きましたが、この銅板を動かす電磁石に流す電気を制御しているのがセルリレーです。
この電磁石、電気を流すと強烈な磁力を出し、中の鉄の・・・なんか塊を勢いよく引っ張り、その力でセルモーターに電気を流すのと同時にセルギヤをクラッチのリングギヤに飛び込ませるってことをやっています。
当然これだけのことをやる電流が必要なのでどーしてもリレー制御が必要なのです。
つまりセルリレーは正確にはソレノイド電磁石用リレーで、実際のモーターを回すためのリレー的な役割はソレノイドが受け持っている感じですね。
参考にどーぞ
いつもありがとうございます。そういうことですね、よく理解できました。
エンジンが掛かってもセルが回り続けるってことは、キック始動したフリをしてこっそりセルを使う姑息な手を使っても音ですぐバレちゃいますね・・・
早速ソレノイドをバラしてみます!
こんにちは。
ご相談した後症状が発生していなかったのですが、ついに通常時でもセルが止まらなくなったので分解を行いました。
銅板も端子もそれほど荒れているようには見えず、素人目にはむしろ良い感じで当たりがついてきている状態にみえたのですが、銅板をひっくり返して端子を掃除して組み付けたらちゃんとなおりました。
銅板ですが、未使用部はシルバーですよね?もしかしてあれが張り付かないための被膜とかで、あれがなくなって銅が見えてきたら張り付きやすくなる、とかなのでしょうか??
ともかくこれで安心して姑息キックセル技が使えます。ありがとうございました!!
あくまでも姑息な手段に使うんかい!
まぁいいとして、シルバーの板がはいっていたんですね?これねー、社外品とかリビルトkitによって内容物が変わるんですわ・・・
そのシルバーのは多分そのままです。銅板じゃなくてもしかしたて鉄の亜鉛引きだったりしるのかもしれません。
あと銅板ってかそのシルバーの板とそれが当たる端子側の様子も一応みておいていてくださいね。(もう遅いか)
溶けたり、なんかガサガサになっていたりするとひっつきの原因になりまっせー
雨ひでーし、暑いしそろそろバイク乗るのがきつい季節になりつつあるな
本当に暑くて乗る時間を選ばないと酷いことになりますねー
なるほど、銅のイメージしかなかったのでシルバーの円盤の当たりの部分が銅色になっているのを見てコーティングが剥げたのかと思いましたが、銅板ならコーティングなんてするはずないですね。もしかしたら銅色になっているのは端子側の銅が擦れて付着したものかもしれないと思いました。
端子側はそれほど状態が悪くないように見えたので、ヤスリで整えて接点復活スプレーを掛けておきました。
ちなみにあの端子を交換する時の接続はハンダですよね?スペース的に狭いのでちょっと難しそうだなと思いました。ショートも怖いですし。