ショベルフロントプーリー
管理人様
いつも大変お世話になってます。
バラシついでにレフトクランクの
オイルシールも交換しようと思うのですが
フロントのプーリーは
この六角外して取るんでしょうか?
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いやー、夏風邪引いてえらい目にあってました・・・
ほんと、今時期の風邪は治らんししつこいし、午後になると熱が上がるとか中途半端な症状でほんとにやりずらいですわ・・・
で、フロントプーリーですが、そのままひっぱれば抜けますよ。プーリーナット?かな?スプロケシャフトについているあのでかいナット外せばそのままとれます。もうどこにも止まっていませんぜ。
たまにシャフトに対してきついやつもいるのでその時は適当なプーラーとかで取ります。
ちなみに工具がかかっているネジはプーリー(ベルトがかかる部分)とインサート(真ん中の黒い鉄でできている部分)を止めているネジです。
このインサートだけを交換すればオフセット量を変えられたり色々できるようになっています。また、プーリーナットが緩んだとかなにかの理由でインサートだけが痛むことがアルんですが、そんなときも真ん中だけ交換できるので、経済的?ってのもあるかな
ともかくでっかいナット外せばそのまま引っ張ればプーリーはとれます。
駄目ならプーラーをかける。多分ほとんど力を入れずに抜けるはず。もし完全に圧入っっぽくなっているようならインサート部の痛みをチェックしてみてください。
管理人様、こんばんわ。
プーリー外れました。
わずかな隙間にマイナスドライバー突っ込んで
慎重にコンコンしてなんとか外れました。ほんと硬かったです・・・
ベルトに何か所か小石嚙んでた影響か、所々山が傷んでますけど
交換したほうが良いですかね?
バラシタ時にこの青丸付近にもオイルが付着していたのですが
この青丸部分からオイル漏れもしますか?
この状態からスペーサー→オイルシールと組み込む際に
どこにグリスアップは必要でしょうか?
また、オイルシール圧入位置は、ケースにツライチじゃなく、
スペーサーに密着状態(ケース内に入る状態)が正解でしょうか?
また長々と申し訳ありません・・・
よろしくお願いします。
お?
無事取れましたね。あんまりきついとムカつきますが、緩ければゆるいでガタガタ動いて駄目になっちゃう場所なので難しいところです。大体は手で取れるぐらいなんですけどね。
んで、まずはプーリー。
結構来てるなー。来てる。本当はそろそろ交換でもいいんでしょうが、ベルトを傷つけるような出っ張り的傷があんまりなければそのままでも大丈夫だと思います。
つかソレぐらい傷がついているプーリーで走っている人多し。機械的にはアウトなんでしょうが、多数の実績によりOKって感じです。
この辺は交換を強く勧めるバイク屋さんもいると思います。つーことであくまで個人的には交換しねーよ!ぐらいの姿勢での回答ですw
次に
この青丸部分からオイル漏れもしますか?
漏れまっせー。というかその青丸内の穴2つはステーターから出てくる配線を固定するためのネジを突っ込む穴ですが、クランクケース内に貫通しているのオイル当然出てきます。
こんなとこ貫通させとくなよと思うんですが、クローズプライマリーならそこからちょっとオイル漏れるぐらい問題なかったでしょうし、まぁそれでいいんでしょう。
ただちゃんとネジが閉まっていればそれほど漏れる印象もないので、改めてなにか対策する必要は無いと思いますよ。
いっつもそのまま適当に締めてますが、オイル漏れで悩んだこと無いです。
最後にオイルシールです。
まずはここまでバラしたので、そのシールが入る部分のクランクケースをシゲシゲ眺めてチェックです。
稀にそこがが割れていたり、アルミの鋳込み部分がゆるくなっていたりしてオイルが漏れているクランクケースがあります。こうなると厄介です。せっかくなんでよくチェックしましょう。
グリスアップはシールのリップ部分に適当に散布しておきます。シリコン系でいいかと。
オイルシールはケースとツライチまで圧入です。
で、オープンの場合は純正とシールを組む向きが逆になります。
純正の場合はプライマリーからエンジン内にオイル等が行かないように組みますが、オープンの場合はエンジン内からもれないように組みます。ここだけ注意ですね。
シールのいかにも表側、んー、平な方?を外側に向けて組む(正確にはリップの向きで組む)だけですが、稀にオープンでも純正に習ってくんであることがあるので要注意です。
また長々と申し訳ありません・・・
大丈夫です。俺は大体更に長いw
管理人様こんにちわ。
お疲れ様です。
つかソレぐらい傷がついているプーリーで走っている人多し。機械的にはアウトなんでしょうが、多数の実績によりOKって感じです。
了解です!
今回はこのままでいこうと思います。
プーリー結構お高めな上、なかなか個別で売ってない(ネットで)ので
とりあえず再利用します!
ステーターコイルも新品に交換
シールのリップ部分にシリコングリス塗って、いざ圧入
専用工具無いので、ソケットでコンコン
ソケットの径がケースに若干合っていなかったようで
ケース内に入ってしまいました・・・
シールが斜めにならないように塩ビで追加押し込みしときましたが
これでも大丈夫でしょうか?
あと
スペーサー自体にはグリス無しで良かったんですよね?
大丈夫です。俺は大体更に長いw
それが大好物です。
こちらの質問内容に、更に付随した事象等を
細かく、丁寧に。おもしろくご回答頂けるので、
毎回感心させて頂いてます。ありがとうございます。
シール結構奥まではいりましたね。
多分どこにもあたらなかったと思うので大丈夫だと思います。
んでですね、何かを組む時になにかを塗ることが結構ありますが、大別するとなにかを塗る行為は以下の目的に集約されます。
- 長期潤滑
- 初期ガジリ防止
- シール類のリップ保護
- 圧入など入れる際の潤滑
- 防錆
こんなとことでしょう。
まず1ですが、代表的なのがホイールのベアリングとかです。たっぷりグリスねじ込みます。
で、2番。これは動きだすとたっぷりオイルが回るけど、その回ってくるまでの時間に対する潤滑です。組付けオイルとかですね。
3番はシール類のリップや当たる場所の保護。組み付け時のグリップを防ぎシールがひっくり返ったりしないようにする目的もあります。後からオイルが回ってくるような場所なら初期ガジリ防止みたいなものです。後は塞ぐオイルで潤滑します。
逆にオイルが回りづらい場所のシールなんかは定期的に潤滑油を塗ってやると寿命が劇的に伸びます。
4はシールやブッシュの外径にぬって圧入しやすくします。ただし今回のエンジンスプロケットシールなどシールの外周にもシール機能があるものには塗りません。
で、最後に5番
これで一番メジャーなのはアクスルシャフトでしょうか?タイヤ外してシャフト組む際にグリスを塗りますが、あれは潤滑のためではなく防錆です。
勘違いしていて潤滑目的だと思い超高級グリスをふんだんに塗りたくっていた人がいましたが、後から猛烈に後悔してました。
そしてこれらには適切な種類のグリスを使い分ける(もちろん共通でバンバン使えるのもあるけど)のが大事です。
ちと頭に入れて作業してみてください。
管理人様
こんばんわ
グリス等の添付剤に関するご回答、
分かりやすく大変参考になります。
今後他の作業するときは
この回答を念頭に置いて作業してみようと思います。
本日一通りの作業終了し、試走してきました。
交換したシール類は今のところ機能してるみたいで、
とりあえずひと安心です(短距離試走なのでまだ分かりませんが)
エンジン下部、ミッション下部、ラチェットトップからの
少量のオイル漏れはありそうですが、ココらへんは素人では無理なので諦めます。
今回
はじめはスタッドハブ故障で、ハブだけの交換予定でしたが
素人のクセに、ココもあそこもと作業増やしていき
内心ビクビクでしたが管理人様の指導のおかげで
なんとか大チョンボせずに、やり遂げれてほんと感謝しかありません。
今後もなにかと投稿するとは思いますが、どうかよろしくお願いします。