エンジンストール後にエンジンが掛かりません。
いつもお世話になっております。
先日仕事から帰宅途中(夕方)にガス欠ぽい症状(ボコボコいいながら)でエンスト。再始動するもエンジン掛からず、プラグ外して火花チェックするも火が飛んでないように見え、自宅まで押して帰りました。
コイルを新品に交換、プラグも交換、ポイントの接点もペーパー掛けをし隙間調整、タンクのガソリンもほとんど無かったので、給油。キャブレター(cv)を煽ってみるも、ガソリンは噴出されてます。インマニのボルトもゆるみなし。バッテリーも充電しました。コンデンサーはハイパーコンデンサー2個仕様です。
再始動しようとしても、バフっといって掛かってくれません。
イグニッションONにて、キック時、ポイント、プラグ(両方)の火花は確認しております。
ネタが尽きてきたので、どうか知恵をご教授願います
車両は59flhパンヘッド(手動進角)です。
ネタが尽きてきたので、どうか知恵をご教授願います。
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暑いですからねー。何があってもおかしくないってのが正直なところです。
仕事から帰宅途中(夕方)にガス欠ぽい症状(ボコボコいいながら)でエンスト
とのことなので、キャブが外れたかエンジンか?ってのが最初の印象です。
CVってことなのでおそらくキャブマウントがスピゴットタイプですね。まずはここをチェック。キャブが外れていたり、マウントそのものが切れてどうにもなってないなんてこともあります。
もしかしたらこの暑さでエンジンが・・・はありえます。
まずは圧縮チェックしてみましょう。圧縮ゲージが無いのであればプラグ引っこ抜いてプラグホールを指で抑えます。
次にアクセル全開(大事です。これやらないと燃焼室に空気が入らず圧縮が上がりません)でキックをしてみましょう。
エンジンがかかる程度の圧縮があれば指で抑えきれないぐらい空気が漏れるとか指が押される感覚があるはずです。
ここで圧縮が低いようならエンジンが・・・となります。
圧縮に問題がないようであれば、キャブはCVってことでこいつが突然不調になることは考えづらいのでキャブ本体の異常は取り得ずすっ飛ばす。
ハイパーコンデンサーを2個ってことですが、これだとどこが悪いか問題の切り分けが非常に難しいのでできればノーマル状態、ポイントに直ででつける普通のやつを一度つけてみましょう。
これで駄目ならポイントとデスビのチェックです。
手動進角のデスビの場合、チェックする場所が結構あります。
まずデスビの上部分っていうのかな?この部分を持って軽く上に持ち上げて見てください。
なんの抵抗もなく上下に動くようなら下についている板バネが弱い証拠です。
ここが弱いと走行中にポイントが上下左右に動いて点火時期がうまく取れず不調の原因になります。
次はポイント本体。パンとかの手動進角の場合ポイントが2分割になっていて、ポイントマウント部分にちょっと説明が難しいんですが、ポイントを刺してくっつけるはずです。
この刺さる場所はポイントマウントプレートから生えている金属なんですが、こことポイント本体が導通していると火花が飛びません。またポイント部分に絶縁体が使われているんですが、ここが破損、ひび割れとかですね、があるとたまーにリークして不正な火花がでるとかで著しく調子が悪くなる、もしくはエンジンがかからんなんてことがあるので要チェック。
テスターとか使ってチェックもできるのですが、よくわからん!ってことならさっさとポイントを新品に交換してみるのも手です。
次にコイルから伸びてきている配線のチェック。切れや端子部分の接続にダメージは無いかです。特にポイントマウント下側に入る部分はダメージが入り安い部分なので目視チェックで駄目ならいっそのこと配線を引き直しましょう。
ここまでやればまず原因が特定できるはず。エンジン本体じゃないことを祈ります。