暖気後エンジンのかかり
度々お世話になっております。
67年XLCHのバッテリーレスのマグネトー、ベンディックスキャブ仕様に乗ってますが最近暖気後の再スタートエンジンのかかりがすこぶる悪いです。
朝一のコールドスタートは問題なく比較的早くエンジンかかりますが
暖気後の再スタート時なかなかかからず汗だくになってプラグを変えてようやくかかる状況です。
かかりそうでかからないときはバフっと失火してキャブから黒い煙がでます。
燃調が濃いのでしょうか?
プラグの焼け色は少し濃いかなと思います。
ご教示宜しくお願い致します。
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暖気後ってかエンジンが温まった後の始動性がわるいってかんじですよね?
マグネトーはコールドスタート時に問題無いってことで調子は悪くないと仮定します。
んで、ベンディックスねー。あいつ、個人的にキックでの始動性は良くないとおもってます。構造が朴訥すぎるんだよね…
で、おそらくお察しのように走行には問題無いが、温まった状態でのキック始動時は燃調が濃いんでしょう。
次にホットスタートをするときあって3回ぐらいキック踏んでエンジンがかからなかったら次の手順を試してみてください。
まずはイグニッションはOFF、マグネトーですからエンジンストップスイッチを押しっぱにして火花を飛ばないようにする。
手元にスイッチがないならプラグコードを引っこ抜く。
次にアクセルを全開に固定してからキックを2~3回する。
その後に普通にエンジン始動です。
肝はアクセルを全開にすることです。こうすることでスロー系通路からガソリンは行かずがばっと開いた通路からダイレクトにシリンダー内に空気がおくりこまれるため必然的に燃焼室内のガソリンは薄くなります。
また、燃焼に必要な酸素がたくさん入るし、始動時に失敗した未燃焼ガスみたいなあんまり燃えない残りカスもエキゾーストより排出されるとキックでのエンジン始動には割りと良好な状態が作れるはずです。
逆にコールドスタートでエンジンが掛からない場合はここに加速ポンプでベンチュリーをバチャバチャにしてからからキックって方法も取りますし、ケースバイケースで使い分ければまぁ大体かかるはず。
ちょいとお試しあれ!