1953FLパンヘッド デスビについて質問です
最近、53FLを納車しました。
エンジン始動後は基本的にデスビを反時計回りにフル進角にして走行すると思いますが、私のパンについている手動のデスビは振動や風で元の遅角に戻ってしまいます。
左グリップは純正ではないので調整するタイプのやつではないです。
デスビってこんなものなんでしょうか?
知り合いに聞いたら、風や振動なんかで動いたりするほどやわじゃないと聞いたので不安です。
詳しい方教えてください。
また、簡単に元に戻らないようにする方法があれば合わせて教えて欲しいです
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まずは納車おめでとうございます。
53ですか。まだ日本でそれほど走っていない車両であればこれからなんかトラブルが出ていくると思います。この最初のバイクに慣れない、で、バイクもまだ完調じゃないところを乗り切るまでが大変です。くじけず頑張りましょー
で、まずは手でデスビを回しているってことでおそらく純正タイプの手動デスビが付いているが、ハンドルやグリップが変わっていて、純正と同じような調整が不可能な状態って感じでしょうか?
この状態だとやっぱり回っちゃいますよ。
純正の左のグリップを回してピアノ線で操作するあれは動かす役目もありますが、固定する役目も担っていたりします。
外すとデスビはフラフラと動いて多分いらないところで点火時期が変わってしまい、あんまり調子良くないんじゃないかな?
対処方法としては
- 純正と同じように左グリップで進角できるようにする
- 後期の自動デスビをつける
- バネ等で工夫をする
って感じになります。今現在で簡単にできるのが③のバネ等での工夫です。
ちょっと説明が難しいのですが、当時の手動デスビには板バネが入っています。入っているのはデスビキャップを止める針金・・・ってのかな、太さ1mmぐらいの金属棒ってか・・・表現がむずいいけど、こんなのがデスビから生えててデスビキャップ(まぁポイントとかを隠している蓋ですよ、うん)をパチっとは目ているかと思います
ちとこの説明で通じるかどうかかなり不安なんですが、この金属棒を引っこ抜くとそこにリング状の板バネがはいっているんですね。
この板バネ、きつくするとデスビの調整に力いるようになるし、ゆるくするとデスビが浮いて点火時期がめちゃくちゃになる代物なんですが、このバネを曲げて調整してみましょう。
ピアノ線で引く場合はやりすぎると動かすのに力がいるようになるのですが、手で回すのであればかなりきつくしても問題ないはずです。
その後に目一杯進角した時に動かないようにその辺で売っている適当なバネを引っ掛けておくってのがセオリー的に直し方に・・・なるのかな?
ともかく手動進角は本来結構プラプラで、ワイヤーを外すと勝手にあちこち動くものだと思ってください。
これをどうにかするのが面倒ならとりあえず自動進角にするのが一番の解決方法だと思います。