7年間不動車の再始動
こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。
さて、友人の7年間不動車のパンヘッドを再始動させようとしています。
室内ガレージで保管、7年前は調子良く走っていたそうです。
ガソリン、オイルは空っぽでバッテリーは新品に交換する予定でいますが、作業について何か
注意点ありますでしょうか?
ざっくりとした質問ですみません。。
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タンクはやりだすとかなり手間なので、まず目視でよーく見て見ましょう。見える範囲にサビ等なかったら取り得ず大丈夫と判断してもいいと思います。
花咲Gは個人的にはあまり効果が無いので、他のがいいかな。あいつ、優しすぎるんよ…
ブロバイとはブローバイガス排出口、エンジンの腰下の呼吸孔です。
パンヘッドであればエンジンのプライマリー側その出入り口があって、プライマリーカバー付いている場合はその出入り口はみえません。
久しぶりにエンジンかけるとクランクケース内に溜まったオイルをここから吐き出すんですよ…
今まで良くも停めてたな!
という鬱憤を晴らすかの如く盛大にげろげろげろ!と吐き出すことが多いのです。
なのでキックでもセルでもエンジン始動でもなんでもいいのですが、クランキングする際はこのブロバイの出口にでかい皿を引いておいてください。下手すりゃリッター単位で吐き出します。
後はフラッシング。
これはちょっとエンジンをかけてオイルを交換するを繰り返すだけです。
ハーレーの場合はドライサンプなので、クランクケース内のオイルを抜くのが通常の方法では不可能です。
PANの場合、プライマリーの裏側の見える位置にドランプラグがあることがありますが、取ってネジを舐めてもつまらないでここはつかいません。
なので
- オイルを入れる
- 適当にオイルが回るまで、エンジンが温度的に無理がない程度までアイドリング
- オイル抜く
- 1に戻る
これを2回とか3回繰り返します。
一回目のフラッシングはまだまだ不純物(今回の可能性としてはガソリン)が大量に残っているので、短めにしましょう。
と、まぁ早い話がフラッシングとはとんでもなく短いサイクルでオイル交換をすることだと思ってください。
ちなみに使うオイルは何でもいいです。ハーレー用じゃなくてもOK。エンジンオイルとして売られているものであれば何でもいいです。何ならディーゼルオイルでもOK。かなり無駄にオイルを使うことになりますので、この辺は完全に値段で選んでください。
ただし、ホームセンター等で売っている超絶安物の化学合成油は避けましょう。アレがいいとか悪いじゃなくて、添加物もりもりでハーレーのエンジンにはひょっとして悪影響がある可能性を排除するためです。
ざっとこんな感じですかな?