走行中に突然停止しました。
お世話になります。題名の件でアドバイスをお願い致します。車種は1985年式FXSBです。
先日、約3週間ぶりに乗ったところ、30分ぐらい走ったあたりで突然ガス欠みたいになり停止してしまいました。ガス欠と思いリバーブにし、セルボタンを押したところ、カチカチカチっとバッテリー上がり時みたいになり、エンジンはかからずにセルボタンをはなしました。びっくりし間髪入れずにもう一度押したらウントもスンとも言わず、停止時には点いてるはずのオイルプレッシャーランプが点いてなく、サーキットブレーカーが切れたかと思い、道端だったから安全な場所まで移動させ、どうしようと考えてたら、またオイルプレッシャーランプが点いたのでエンジンかけようとセルボタンを押しました。そしたら、ジジジみたいな音がしただけで、またランプが点かなくなりました。この間、5分から10分未満ぐらいでした。
その後、確認したらヘッドライト、テールランプも点かないことに気付き、まったく電気が来ていないという状態になっていました。15分ほど立ち往生し、オイルプレッシャーランプも点かず、またまたどうしたものかと思ってましたが、とりあえずキック踏んでみるかとキックしてみたところ、オイルプレッシャーランプが点き、電気が来た!となりました。セルボタンを押したらまたダメかと考えてキックスタートしましたがかからず。ダメ元でセルボタン押したらエンジンかかり、そのまま止めずに家まで帰りました。
家で何度かエンジンを切り、またセルスタートするを3、4回繰り返してみましたが、まったく普通に作動しかかりました。
その後、15キロほど先のガソリンスタンドまで給油しに行く途中でもまたガス欠みたいに止まりましたが、その時は電気は来ていたようですぐにセルスタートでかかりました。
ガソリンを満タンにし30数キロほど帰りに走りましたが止まることはなかったです。
走行はスムーズで静か、アイドリングもいつも通りて、かかりも良く、最初に止まった時にバッテリー、コイル、レギュレータを触りましたが、熱くなく人肌ぐらいでした。レギュレータに関してはは冷たくはないがコイルやバッテリーよりは熱は持ってない感じでした。
帰宅直後にバッテリー電圧を測ったら13.1vでした。バッテリーは新品付けて半年ほど使用してます。
端子の緩みチェックは緩みというほどではないですが、マイナスが多少締まりました。
最初の停止時にガス欠でなく、実は電気が遮断された、またはバッテリーの不具合とかで止まったのかと思うんですが。その時はヘッドライト、テールランプは点けていなくて、わざと点けて走っても大丈夫でした。止まった時は2回とも無灯火でした。ブレーキもかけてません。
サーキットブレーカーの不具合も可能性ありますか?当時からのものが付いてるっぽいです。線が付いてる部分やそのナットは錆びてます。
電気が全く来ていないという明確な症状があります。原因はどんなことが考えられますか?
よろしくお願いします。
まず1つは確実に電気系トラブルですな。
んじゃどこがとなると・・・例によって難しい。
特徴としてトラブルが出ると全電気系が落ちることがあるかな?
ちなみにサーキットブレーカーはおそらく標準で4つ付いていて、一つはIGN、つまり点火系一つはACC、ウインカーとかホーンとか、ブレーキランプ、もう一つがライトでさらにさらにもう一つがメインとなっているはずです。
灯火類も含めすべての電気系がブレーカーが元でシャットダウンするためにはメイン以外の3つが同時にシャットダウンするか、メインが落ちるかの場合のみ。まぁ3つ落ちるってことはありえないのでメインが落ちた、と考えてもいいはずです。
ちなみにこのメインはどこのが短絡すると落ちるかというと、メインブレーカーからメインスイッチ→各サーキットブレーカー間の配線となりますが、まぁ大体がスイッチ不良とかで落ち着く傾向があります。
ただしこの場合は完全に電気が流れなくなるので、
セルボタンを押しました。そしたら、ジジジみたいな音がしただけ
とか
とりあえずキック踏んでみるかとキックしてみたところ、オイルプレッシャーランプが点き
とかにはならないですね。
んで、セルモーターで大量の電気を流すとシャットダウンする的な感じ、その後しばらくすると復活するとかを見るに、これのどっちかかなー
1,バッテリーの不良、故障
交換して半年ってことなので、まぁ多分大丈夫なんでしょうがこれも工業製品である以上疑うことができますし、最近でもごくたまーに不良品に当たることがあります。
ましてや安物を使っているとなればなおさら視野に入れたほうがいいです。
2,アース線類の中折、断線
可能性としてはこれが高い。
当時からのものが付いてるっぽいです。線が付いてる部分やそのナットは錆びてます
とのことなので、多分ですが、この線も当時のまま何じゃないでしょうか?これがねー中で折れたり錆びてたりするとそこで電気を食って一時的にブレーカーが落ちた的な症状が出たりします。
で、この太い配線は
- バッテリーからソレノイド
- ソレノイドからセルモーター
- アース線
と全部で3本あります。今回は多分アース線かな~と思うんですが、セルを結構つかうようなら3本丸ごと交換して置くのもいい方法だと思います。
ともかくまずはメインのアース線を交換、もしくは外して目視チェックをしてみましょう
こんにちは。回答ありがとうございます。やはり電気系ですよね。なんか気味悪くて遠出するのためらいますが、昨日は近場を90キロほど走りましたがなんともなかったです。
停止したその時は全ての電気が来てなかったです。メインスイッチを何回かオフ↔︎イグニッション↔︎ライトと回してみても無反応でした。
バッテリーは安物を買いました。4,980円でした。スーパー◯ットという商品です。ずいぶん前に友達のパンヘッド(12v ユアサBT)で、イグニッションをオンにしたら全ての電気が点かなくなる現象がありました。点く時、点かない時とランダムでした。結果はバッテリー不具合で、オンにしたら電圧が急低下するというものでした。
私のバッテリーも怪しいかもです。これが原因なら一番楽ですが。すぐにできる作業として、四年前のバッテリーにはなりますが手元にあるので入れ替えてみます。
ご指摘の太い線3本ですが、乗り始める前に変えたほうが良いかなと調べたのですが、適合パーツを見つけることができませんでした。一般的に修理交換となると単品制作するのでしょうか?それとも長さや太さ、取り付け部が合えば他車種用でもいいものでしょうか?
- バッテリーからソレノイド
- ソレノイドからセルモーター
- アース線
上記のアース線とは、バッテリー本体マイナスとボディを繋ぐアース線でしょうか?
これならすぐに交換できます。あとの2本はなかなか交換が大変そうですね。
なるほど
バッテリーが安物ですね・・・これだとまぁ不良品の可能性もあります。やすいのは不良品ってか耐久性に問題があるのが多くて振動の多いハーレーにつけると結構ぶっ壊れるんですよね。
ふつーに使う分には問題無いんでしょうが、ハーレーの場合振動に加えオイルタンク脇や場合によっては中に置くために温度と振動というバッテリーには超良くない環境下で使うので、それなりにタフなものを選んだほうがいいですよ
あとは太い配線類です。アース線ってかいてあるのはその通りバッテリーからフレームのアレです。
車種別に分かれているのはほとんどが長さです。ソレノイドに刺さる端子の穴が大きいとかアース線はほとんどが穴が小さいとかそんな特徴はありますが、車種による違いはほぼ長さといって問題ないでしょう。
もちろん専用品もありますが、別に専用品にこだわる必要もないです。
充分に太くて使えそうなら何でもいいですよ。
おはようございます。バッテリーは安物を買ってしまいました。ハーレー用に設計とか書いてありましたか、有名品とくらべて極端に安いから、同じではないはずですよね。
昨夜、バッテリーを交換しました。4年前のものですが、アメリカ製のAGMバッテリーです。アース線は当時の純正品が付いてます。品番が書いてあるのでそうだと思います。接点もいちお磨いて目視点検と導通、抵抗を計ってみました。特に異常はなかったですが、接点部分カシメから見える線はいかにも古くなってる感がありました。
今はまだアース線などないので、出来ることをしてみました。合いそうなのを探して交換します。この際、3本とも交換しようと思います。バッテリーはなかなか高いのですぐには買えないですが、もう安物はやめます。
昨日は夜だから乗ってませんが、セルを回した感じは元気に回ってました。明日乗ってみます!
あと話題は変わりますが、オイル発売されましたね!次のオイル交換で試してみます。
そーっすね。あの太い線3兄弟は中身が折れてたり端子部分の接点不良が起きていたりするので交換するのが幸せになる一歩です。
バッテリーも安物でもな~んの問題もなく使い続けることができたりするんですよ。ただ不良品や故障も多いので、運とかけになる。負けると結構痛い出費になるしこの辺は考え方かな?
仮にあんまり遠出しないとかなら安物、バンバン乗って遠くに行くぜ!とかなら高い専用品とかって考え方でいいかも。
後オイル!
一応6月下旬発売予定です。
試乗試作をなんかもうやめろよ・・・ってぐらい繰り返し、他社オイルともガンガン比較して6種作ったオイルの中でバランスが取れてたこれ!ってのを市販する感じです。
これだけテストと比較テストをしてきたので、現段階でハーレー用オイルとして売っている物の中では間違いなくNo1の性能を持っています。
オイルの性能ってなんだよ・・・って話ですが、まずは潤滑製と機密性。これは走り切ったオイルの成分テストをすることで、一体どこが削れてゴミが入るか、またその量を比較する事で測ります。
ぶっちぎりの性能です。
後は冷却性。これも他社オイルよか10度冷えます。もともとフォルテックオイルが持っていた特徴の一つ。他にも油圧が上がるってのもあります。
後は寿命。これが割と深刻で今売っているオイルは最初の500キロぐらいはいいけど後は猛烈に粘土低下するのがあったりします。
これはマルチグレードや科学合成油の宿命みたいなのもあるんですが、あまりも劣化が早い製品が多かったのでここをなんとかした感じです。半科学で落ち着いたのも粘土劣化少ない鉱物油の利点を活かすためですかねー
まぁ完全にハーレー、しかもショベルとかパンにいれてがメインで作ったマルチグレードオイルってのもなかなか無いので興味があったら使ってみてください。
でも値段が当初より高くなったのがムカつくぜ…
お世話になります。あれから乗ってみました。止まってしまう症状は出ず。
気のせいかもしれませんが、なんとなくトルクが上がったような、いやいやそんなこともないようなって感じました。
ただ、今までのバッテリーだとセルボタンを押した瞬間にギュルゥって言って一瞬だけ回りが止まり、その後にかかるって感じだったのが、最初からキュルルルって回りかかるようになりました。電圧は両方13.1vほどで同じです。
なにかバッテリー変えて状態が変わったからか、アースを磨いたから、こんな変化はありました。
三兄弟は気持ち良く交換します。取り付けは頑張ってみます。怪しいとこは変えて不安を無くしておかないと長距離は嫌ですからね。
拘りのオイルですね。今使ってるオイルが2,000円ぐらいなんで、たしかになかなか価格が高いです。継続して入れていけるかは微妙かもですが、自分はより良くしていきたいとか、実はもっと良くなるのではとか常に思ってるんで、こういうことは試したいですね。
ただの噂やネット情報ではなく、ショップが開発に関して発信しているのできっと良い物だと思ってます。ほんとはイベントに出向いて直接ブースに寄って話聞いたりしたいですが、なにぶん田舎に住んでるんでなかなか行くことができず。
オイルはナックルヘッドに使用します。ナックルヘッドでも良いですか?説明では、ショベル、パンとのことですが。
最初からキュルルルって回りかかるようになりました
これは純粋にバッテリーのパワーが上がったか通電が良くなったかのどっちかですよ。効果あったと思って大丈夫。
ちなみに配線に限らず電気が仕事をするとほぼ必ず熱を出します。電球が明るくなるって仕事と同時に熱を発しているのはわかると思いますが、アレと同じです。
この仕事をする=抵抗があると必ず熱をもつので、仮に配線が駄目だとするとその部分は熱をもちます。
セルとまわした後に太い3兄弟のどれかを握るなりなんなりで温度を確認してみてください。ちょっとでもあったかいと思えるようであれば要注意、交換が必要だと思ってください。
これは他の配線類にも言えるので、悪い部分の発見にやくにたちます。
オイルはナックル、ってかエボでも問題無いですよ。ナックルでのテストはしていないんですが理論上は問題無いですし、エボには入れてバイク屋スタッフがバンバン都内走り倒しています。
取りえずヘッド温度低下と油圧の上昇効果は見られててなんか走りにパンチが出たとか言ってたな・・・ホントかよ。
まぁ管理人のいる場所も中々の田舎で夏は熱くて乗れないし、いざ乗れば何十キロも信号無いぜーみたいなところもあるので、中々オイルが温まらない傾向があったりします。
オイル作って思ったのがこの中々オイルが温まらない環境下でのシングルグレードの硬さですかねー
多分いつまでたっても温まらず硬いままなのでアレは良くないだろうと。
夏場ならともかくもうシングルグレードを使うことはないかな…
こんばんは。3日前にも乗ってきましたが止まらず調子良かったです。交換はあったようですね!あとは三兄弟を新品交換して様子見します。その後、バッテリーを良い製品に変えますね。
配線の熱を確認するのは灯台下暗しでした。昔、学生時代に理科で習ったような。そこで発熱があればたしかに異常ですね。覚えておいて活用します。
エボには三種ほどシングル、マルチグレードと入れてみましたが、とくに変化を感じませんでした。購入時からオイルタンクに油温計(タンクキャップが油温計になってるパーツ)が付いてるんですが、冬場で130℉〜150℉、今ぐらいで175℉、真夏で200℉ちょい手前って感じ。非接触温度計でも測りましたが、ほぼ同じでした。
ところがナックルは冬のシングルはダメでしたね。エンジンがゴツゴツ、ガチャガチャしたままツーリングから帰宅みたいな。冬場はマルチグレードにしてからはそんなことはなくいつもの普通な感じでした。この夏は初めてマルチグレードにして今は乗ってますが、もう昼間は控えてこれからは早朝、夕方ですね。
渋滞やストップ&ゴーはないので30℃近くでもヤバそうな感じなく乗れてしまいますが、気持ち良いのは20℃前後だなと思います。上は管理人様がおっしゃるように25℃までぐらいですね。
ナックルは油温が元々あまり上がらず、他のエンジンに比べてヘッド、シリンダー温度は高めだなと。なので油温が上がりやすく冷めやすいのは効果が大きいのかなと期待してます。
それだけ発生した熱が移動し逃してくれているんかなと。使ってみるのが楽しみですね!
バルブスプリングの記事もとても興味あります。
ナックルは油温が元々あまり上がらず、他のエンジンに比べてヘッド、シリンダー温度は高めだなと
ナックルはねー
ヘッドに行くオイルの量がもともと少ないんですよ。なにせ初期の設計がオイルをヘッドに回さない方式で、その後これじゃいかん!と急遽後付したもんだから大量にオイルを回すと回収しきれずダバダバとオイルが漏れてくるのです。
このためオイルによる熱交換があまり得意じゃなくどーしてもアチアチになってしまう。
当然一番の発熱体であるヘッドにオイルがいかないため、オイルの温度も上がりずらい傾向がある。
このため冬場に温まらないと水飴状態のシングルグレードだとくっそ硬いままのオイルを無理やり回すことになり調子にも影響が出る場合があります。
何よりポンプへの負担がこええ
スプリングは・・・ナックルとエボに直接関係なかったりw
そうですよね。そういうエンジンと理解して乗らないとですね。まだハーレーOHV黎明期ですもんね。
スプリングは自分には関係ないですが、管理人様の技術的な記事を読むのは好きで楽しみです。他の方の質問もいつも読んでますよ!
これからもチェックしますね。今回もお忙しい中、回答していただきありがとうございました。