輸入新規車両の車検について
77FXSのショベルヘッドです。先日、遠方のバイクショップから、輸入新規車両を安く購入しました。予備検などは受けておらず、書類は現地タイトル、通関証明書、譲渡証明書の3点をいただきました。車体番号と一致している4速フレームを溶接でリジットフレームにしたいと考えてます。リジットフレーム化しても車検は通るのでしょうか?その場合、車体番号とフレーム番号が一致しているのに職権打刻をされますか?
また、もしものために4速フレームは切らず残しておいて、新しくパウコなどのリジットフレームを購入した方がいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
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ショベルをリジット化して輸入新規登録って感じですかね
まず、リジットの登録ですが、陸運局風に言うなら『後輪の懸架装置無し車両』は基本的には現段階に置いて車両登録はできないってのを覚えておいてください。
んじゃなぜ今現在大手を振るってそんな車両が公道を走り回っているかって言うと、特例として輸入先の国ではしっていたんだから安全上問題ないでしょ?っていう役所としても非常にグレーなのをあくまでも特例として認めているということです。
つまり、元の国で走ってたんだぜ!って言う前提条件があるのです。
これ、最近業界内でも薄まっているような気がしますが、まずは大前提として書いておこう。
つまりリジットフレーム化しても輸入新規登録は可能です。
詳しくは過去のブログを読んでもらえればなんとなくわかるかとおもいます。
んで、職権打刻ですが、基本は打刻されると思ってください。なぜかというといくら当時と同じ字体の番号でフレーム番号が打たれていたとしても、ショベルにリジットフレームが無いのは生意気にも今の陸運局は100も承知です。
なら、純正のフレームじゃないのになんなのこの番号?ってのが陸運局的解釈ですので、職権打刻になるのがほとんどでしょう。
たまーに詳しい担当に当たると、純正改造フーレムで正しい番号だから職権もったいねーよ、この番号活かそうぜ!ってことになることもありますが、次の継続車検で頭のデッカチの役人丸出し検査官にぶち当たるとそれはまたそれで面倒になることがあるので、ショベルでリジットなら無条件で職権打刻が個人的にはいいかなーと思います。
でも今現在は検査官の裁量による車検合格の可否はだいぶ減ってきたので、これも今は強制職権打刻になると思っておいてください。
最後のフーレムを残しておくかどうか。
車検や登録で登録後、後々問題が起きる事を危惧して残すってのは必要ありません。
で、ここからはカスタムの話。
ノーマルフレームとパウコフレームって形全然違いますいよね?
たとえばロングフォークとかにするためにフレームの形めちゃくちゃ作り変えるならノーマルフレームを使う必要性がぐっと下がります。
これなら社外フレームを使うのもいいでしょう。
でも、形はほぼノーマルだけどリジットにしてー!!!とか言う場合はやっぱりノーマルフレームチョップがいいと思いったりもします。
つーわけで問題は起きない、起こらないように登録するのが前提で好きなフレームを使ってください。
ありがとうございます!
勉強になりました!