高速走行時にエンスト
管理人さん、こんにちは。
いつもご回答ありがとうございます。
先日、下記の症状がありました。もし良ければ見解をお聞かせ下さい。
車両はアーリーpan(チョッパーやハイコンプ車ではなくストック仕様)。
日帰りツーリングに行った際、午前中はすぐに高速に乗り90〜100km巡航(2時間程度)特に問題なし。
現地到着し昼食後、1時間程度を下道でアップダウン。帰路の前にガソリン給油。すぐに高速に乗り帰路へ。
高速に乗って1時間くらい巡航していると、「ブッブッ」とガソリンが詰まったような手応え。そのまま失速しながら
エンジンストール。路肩に停めてキックし直すとすぐにエンジンはかかる。走り出してまた90kmくらいになると同じ
現象でエンジンストール。それを3回くらい繰り返したので、高速は60kmくらいで走行し目的地よりだいぶ手前で高
速を降りる。その後1時間かけて下道を走るが、信号のあるストップ&ゴーの下道は全く問題なしで帰宅。
その後も下道を走る分には問題ないので、まだ特に対策しておりません。
高速域に速度を上げると、この様な現象が起こるには何が考えられますでしょうか?
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こりゃまた難しい問題ですね~
難しいってか、原因になりえる事が多くて色々考えてしまうパターンです。
ちょっと一個一個考えていきます。
まず季節は今ってことで、オーバーヒートなどのエンジン関係にが熱でどうのこうのは除外。同じく停止後すぐにエンジンが掛かっていることから熱による点火系(ってかコイル)も除外。
高速に乗ると3回も同様の症状があったってことなので、確実な再現性があるといっていい。
一般道=比較的低回転で走り、スピードの上下が激しく時に停止。アクセルは開いたり閉じりを繰り返すが、開度は少ない。
高速道=高回転で断続的に回し、スットップアンドゴーがない。アクセルは比較的開いておりリンカートならほぼメインノズルで走る感じ。
つまり
- 高回転の維持、若しくは高回転に踏み込むと症状が出る
- メインノズルからバンバンとガソリンが出るような状態で症状が出る
と、言えるかと思います。
2の場合、セッティングって問題も残りますが、エンジンが止まるほどセッティングがズレている場合は午前中の高速道路走行ですでに症状が出ていてもおかしくないので、これも除外。また、セッティング不良によるプラグ死にも下道を普通に走れるってことで除外でいいでしょう。
この事は点火にも入れると思いますので、セッティング関係でのトラブルは除外。
よって現在原因として考えちゃうのが
①、ガソリンが落ちなくなる
まずはこれ。給油した時キャップ取った時にベンドがおかしくなったとか、フィルターのつまりが限界に来ててチョロチョロしかガソリンが落ちなくなったとかです。これならフィルター取って掃除すれば簡単になおる。
②、バルブ周りの不良
次はこれ。高回転で不良を起こし、低速では何か知らんがすぐ走り故障に気が付きにくい場合があるのがこれ。バルブ周りってよりバルブスプリングの破損とかで起こることがある。
あ?バネ折れてんのにふつーに走るなや!
と、メカニック的に思うんですが、ハーレーの場合、その辺をふつーに走ってくれたりするのです…
よってこの可能性も捨てきれない。
いじょ!症状だけ聞いて現在の温度とかを踏まえて想像すると上記2点が怪しいと思います。
ただここまで書いておいて除外!ってしたものが原因の可能性も無きにしもあらずです。とにかく斜め上に行くので、案外バッテリー端子が緩んでいるだけかもしれません。
まずは基本的な端子の緩みとガソリンのフィルター周りをちょっと見てみましょう!
ってなるな、やっぱ