バッテリー、セルの太配線について
お世話になります。先月、1985FXSBの電気故障について教えていただきました。大変参考になりました。ありがとうございました。
最近、太い配線三兄弟を注文しました。ただ、1985年式FXSB用ではなく、4速フレームショベル用という商品を買いました。パーツリストを見るとおそらくこれだと合うと思いました。
それで購入時の説明で3本の内訳が、バッテリーマイナス→ボディ、バッテリープラス→ソレノイド、ソレノイド→セル、という内容でした。
自分のバイクもそうだと思ってましたが、よく見るとバッテリープラス→リレー、リレー→ソレノイド、となっておりリレーを間に挟む形で太い配線が1本多かったです。サービスマニュアルの配線図を見てもそうなってました。確認不足でした。
1本足らないことになりますが、この場合は3本をどのように繋げはよいですか?
バッテリーマイナス→ボディ、ソレノイド→セル、は繋ぎますが、バッテリープラス→リレーかリレー→ソレノイドのどちらにしたら良いかと。
もう1本手に入れればいい話なんですが、エボは4本要るものなのか分からなくて。よろしくお願い致します。
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1985年ならソレノイドも変わっていないし、基本は4速フレームと一緒のハズ。その頃でもリレーはあるし。
んで、実際に太い線を使うのはバッテリー→ソレノイド→セルモーターでいいです。
リレーへの線はその辺のちょいと太めの線(1.7mmぐらい?)
ちょっとセルリレーとソレノイドの仕事を説明します。
まずセルリレー。
これはハンドル等の手元にあるセルボタンからその辺の電気(ACCとかにしておきます)をもらって作動、んでアースに落ちます。これが一つ。
で、リレーが作動するとバッテリーから来ている電気がつながってソレノイドに流れる仕組みです。このソレノイドに流れる電気が結構でかいのである程度太い線が必要ですが、それでもセルモーターを回すほどの電気は流れないので、汎用のちょい太めの線で十分賄えます。
このそこそこ大きい電流を制御するにはACC電源と手元にある小さいスイッチでは足りないのでリレーが必要となる感じです。
で、次はソレノイド。
ソレノイドは上記のリレーから流れて来る電気を使って電磁石が作動して磁石となります。
この磁石の力を使ってセルギヤがリングギヤに飛びこんで、且つ太い線どうしを巨大な銅製円盤遺体なのがくっつけてセルに電気が流れる仕組みです。つまりここにもリレー制御が入っている感じですね。
って事でまじで規格外のあの太い線はセルモーターに電気が行く部分と、仕事を終えたすべての電気が返ってくるアース線だけで十分って感じです。
後は太い線が車種別に分かれているのは両端の端子の穴の大きさと長さの違いになります。つまり届いて端子に止められれば何でもいい。
ちょっとこの辺を踏まえてせっかくかった線を有効利用してみてください。