1985FXSBについて
こんばんは。ご無沙汰してます。1985FXSBについて以前に質問したコチです。
あれから充電系やオイル漏れなどのメンテナンスをショップで行い、少し前に無事に納車しました。約300キロ強を近場ツーリングで様子見ながら乗ってみたところ、普通に乗れる状態で車体、電気系、エンジンなど特に不具合はなさそうで、おそらくこのまま乗ってても大丈夫かなと思ってる次第です。
ケイヒンバタフライのスロージェットは、管理人様に教えていただいたV-TWINから取り寄せたものを使用中です。
結論は費用はかかりましたが、ショップに任せて良かったです。管理人様のアドバイスも大変参考になりました。ありがとうございました。
そこで今回の質問なのですが、輸入新規登録時にひとまず安いオイルですが、新品に交換していまして、今回、いつも使ってるシングル50番のオイルに交換しました。オーナーズマニュアルでは、4クオートとあり、オイルチェックは車体を真っ直ぐ水平にしてチェックとありましたので、そのように4クオート入れてました。
ショップで聞いたら3クオートでは?とのことでしたが、この1985FXSBは何クオートいれればよいですか?ショップもあまり最初期エボは経験ないようでしたので、またショベルとは違うかもと思い管理人様のアドバイスも頂きたいです。
3なのか、はたまたマニュアルにあるように4なのか迷ってます。とりあえず今は3クオート入れてあります。
どちらにせよ、上限、下限の上限よりにはなります。
あと、最初期エボですが、シングル50か20W-50かどちらがよいでしょうか?
あと、セルではすぐに始動し、アイドリングも安定するのですが、キックスタートだとほぼかけれません。冷感時、温感時共にです。こんなものでしょうか?
よろしくお願いします。
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お、無事に直ってよかったですね。
自分で直すのもいいですが、いざというときのバイク屋です。確かに工賃がかかりますが、それでも直せねー!と思ったらバンバンたよってやってください。
オイルですが、あのタンクに4クオート入ります?個人的にはショップさんと同意見で3じゃないかと思うんですが…
で、このオイル量、ハーレーのようなドライサンプ(オイルタンクがエンジンの外にあるやつのこと。対してウエットサンプはオイルがエンジン下部に溜まる様になっている)エンジンはオイルを沢山入れ過ぎてもエンジンにダメージを与えるってことがありません。
このため入れる量=入るだけと言えるんですが、この入るだけが難しい。
この入れすぎると起こる弊害が、走っているとオイルタンクの蓋が吹っ飛び猛烈にオイルが溢れ出てくるという身の毛もよだつような現象が起きるのです。
全容量吹き出すわけじゃないんで走行不能とかにはまずならないんですが、まー汚いわ熱いわ掃除大変だわで絶対に喰らいたくない現象です。
これが起きないようにするためには走行前(オイルが泡立ち体積が増える前)にタンク内にある程度容量がある必要があります。あくまで個人的目安ですが、タンク容量の1/3程度は残したいところです。多分もっと攻めてもいいんですが、上記のオイル吹き出しを何度か経験すると恐ろしくて攻められない…
だがしかし、沢山のオイルが入るってのはそれだけオイルの劣化進行も油温の上がりも遅い=エンジンにもいいだろってなるのでなるべくたくさん入れたいところ。
多分4クオート入れると相当攻めた量になるんじゃないかと思います。あとは3クオート入っていれば十分なんで、これ以上攻めなくてもいいと思う…
ってことで安全パイなら3クオート!もうちょいせめるぜ!ってんなんら・・・3.5かな・・・
後はオイルですが、これはもうマルチグレードでしょう。20w-50ないしこの時期ならもうちょい固くても大丈夫です。
つかショベルでも普通にマルチ入れてますよ。
今現在シングルグレード入れるメリットはないんじゃないかと個人的には思っています。20wのWはwinter、つまり冬、冬季、オイルが冷えているときの硬さです。オイルが温まるまでの硬さ的な。
んで、最後の50ですが、これがオイルが温まった時のかたさ。つまり通常走行時の硬さであり、シングルでの50とマルチでの50で数値の意味は一緒。つまり通常走行時では主成分が同じならシングルもマルチも動粘度は変わらないってことになります。
大昔、1970年代中盤のマルチグレード普及時には結構高価な代物だったと聞きます。そのため安いシングルを使っていた。後はパンは言うに及ばずアーリーショベル登場時、マルチグレードはまだレースユースの特別なオイルか、もしくはまだ販売してなったぐらいです。
つまりショベルが販売された当時や販売時の相当期間はシングルグレードが市場の主流であり、マルチグレードを入れるって考えがまだ無い時代でした。このためショベル以前は今でもシングルグレード・・・ってなっているのでしょう。
ちょっと蛇足になりましたが、オイルはマルチグレードを入れてください。
まぁとにかく熱い(暑いじゃなくもう熱いでしょ・・・)ので乗るなら早朝、車もだーれもいない道を快走することをおすすめしまーす
はい!なかなか自分では作業スペースや工具など揃ってないから、ハードルが高かったです。あとは、色々と引き出しの多いバイク屋さんのほうが、より良いパーツ選択や他の不具合の発見など予防的にも効率良く作業していただき、安心できました。この先、不具合起きなければさらに良いですね。
管理人様も3クオートですか。それでは3クオートにします。最初のオイル交換では、フィルターも交換しました。また、実際には800mlぐらいだったから、3.8ほど入りました。4クオートは無理でしたね。感覚ですが、フィルター換えなければ、おっしゃるように3.5ぐらいですね。
オイルタンクキャップが温度計付きなんですが、200Fぐらいを示してました。非接触温度計でも測定したら、90℃ぐらいでした。渋滞なしでだいたいしっかり走り温まり切ってこの時期でこのぐらいなら良いのかなと思いますが、どうでしょうか?
シングルグレード、マルチグレードの説明よく分かりました。というと、現代においてシングルのメリットは無いですね。価格もそれほど差がないので、次回はマルチグレードを使用します。
また、オイルキャップが飛ばないように気をつけます!
余談ですが、ナックルヘッドには冬場のみマルチグレードを使用してますが、感覚ですがエンジンの回り方が滑らかに感じます。シングルだと固いようなゴツゴツしたような感覚でした。冬はとにかくオイルが温まらずにツーリングから帰宅みたいな時もありました。
ナックルヘッドにも通年マルチグレードの方が良いですか?ナックルって、エンジン温度上昇に比例して油温も上がりますが、他のエンジン(パン、ショベル、エボ)に比べあまり油温が上がらないエンジンだなと思って、それだと通年マルチグレードのほうが合うかなと。
管理人様が開発してるオイル、発売したら試してみたいんですが、現在はどんな感じですか?
よろしくお願いします。
より良いパーツ選択や他の不具合の発見など予防的にも効率良く作業
いいバイク屋さんですね。かく有りたいものです。
90℃ぐらいでした。渋滞なしでだいたいしっかり走り温まり切ってこの時期でこのぐらいなら良いのかなと思いますが、どうでしょうか?
オイルがその本来持っている性能を発揮できるのが80℃から110℃程度ってことなので、いい感じだと思います。
後はナックルにマルチ突っ込んでるんですねー。オイル色々揃えるの面倒だし通年でマルチ突っ込んどいてもいいと思いますよ。
前の回答でも書きましたが、動作温度時のオイルの硬さは一緒・・・になればいいんですが、ハーレーって冬季とか寒い時って市街地走行しないとオイル全然あったまんないですよね。
特にナックルは一番熱いヘッドにほとんどオイルが行かない仕様なので、この傾向が顕著に出ると思います。乗っている人が一番わかるかと。
つまり冬場にシングルグレード入れているとあの水飴みたいな状態のオイルが潤滑することになります。そりゃパワーも落ちるし、フィーリングにも変化あるしキックも重いし・・・ってなりますよ。
あとは今ちょっとオイルポンプも開発中なんで関わってくる部分なんですが、この冷えている時のくっっっっそ硬いシングル50がオイルポンプにかける負担がハンパねーんですよ・・・それこそポンプギヤのキーをふっとばすレベルで負荷がかかっています。
冬季暖まらなく硬いシングル50は何一ついいことが無い。ツー事でもう面倒だから通年マルチでいいと思いますよ。
後開発中のオイルです。
試作の最終段階品をやっと来た夏でテストです。
今回は20年前にフルオーバーホールしてそのまんま乗り続けているちょっと疲れたパンヘッドで夏にどんな変化があるかを見ているところです。
コンセプトとしてはそれこそEVO以前のギヤ式ポンプの温まった時の油圧の低下をオイルの硬さに頼らずちょっとでも上げる!って感じです。実際に某オイルを突っ込んだときより動作温度で10PSI程度上がっています。これは50番から60に上げた時と同程度の油圧上昇ですね。
初期のテストモデルではこの性能が長続きしなかったんですよ。大体2000キロ程度走ると性能が下がり出す傾向があった。
まぁこの手のオイルの宿命みたいなもんなので仕方ないのですが、2000キロじゃちょっとさみしいですよね?
ってことで現在テスト中のオイルではこの寿命を3000キロ程度に伸ばすための配合になっています。
一応冬前には開発終わらせて販売予定です。2年ほど試乗とか色々でかかってしまったのが誤算でした・・・
だって新潟だと真夏じゃないとオイルのテストになんないんですもん。
他に大都会のバイク屋さんにもテストを依頼したりとまぁぼちぼちです。
価格はただの20W-50よりは高くなってしまいました・・・
ただしどっかの高級オイルみたいな高い値段にはならないです。
もうちょっとしたら正式に発表しますね
詳しく説明していただきありがとうございます!
冬場以外でもマルチグレードを試してみます!ナックルヘッドには、アマリー50番を冬場以外は使ってます。触った感触は、わりとサラサラしてて柔らかいなと感じました。また、他銘柄の安い50番オイルは、ネトネトした感触でした。トレイに垂らして、垂れ具合を比べたら、あまり変わらないか、ややアマリーの方が粘る感じでした。50番なので、しっかりと粘度はある感じですね。でも、触った感触はサラサラしてるんですよね。不思議です。
オイルポンプのキー破損は聞いたことありますが、まさかオイルの粘度(抵抗)が原因の一つとは思いもよりませんでした。気をつけないとです。
開発中のオイルポンプも気になりますね。エンジンオイルが発売されたら是非試してみます!
キャノンボールはW&Wのカタログに載ってるものでしょうか?たしかシリンダーヘッドなどもあったような。ナックルアルミヘッドとかも。ドイツのモーターテクニックの製品なのかなと思ってました。
エンジンオイルの告知を待ってます!
1985FXSBに関して、二点お聞きしたいことがあります。
現在、マフラーがドラックパイプなので純正エキパイ又は社外同等品に交換したいです。ただ全く見つからないので、よく売りに出てるのが、ソフテイル用やFXR用なのでこれらを流用して使えないでしょうか?このエキパイなら使えるとかあれば教えてください。サイレンサーはスリップオンで好みのを付けます。
二点目はシートです。現在は純正ノーマルシートが付いてますが、ポジションやデザインで好みのシートに変えたいです。4速フレーム用はショベル時代のがたくさん売りに出てます。そこで気に入ったのを一つ買いました。
ただ、ショベル用はシート側の前部取り付け部がオス、エボ用はメスになってます。思いついたのは、オスの出っ張りステーを切るなりして除去し、シートベースに凹みがあるのでそこに板を張ればフレームから出てるオス部に差し込めるのではと考えました。4速フレームのエボにはみなさんシートをどのように取り付けてますか?まず見つからないのでショベル用を加工してると思うんですが。
よろしくお願いします。
キャノンボールのオイルポンプはW&Wで扱いがありますよ。
ヘッドとかケースとか作っていますが、オイルポンプはいいです。ポンプは。
あとマフラー!これ、どうなんだろ?なにせ製造年数が短い車両だけに確かにシートとかマフラーめんどいな。
ぶっちゃけいじったことないのであんまりわかりませんが、パウコに専用品があります。だが種類が少ないしヘッドパイプのみがない。
また、ソフテイル用だと形状によっては後ろのサスに干渉するだろうし、FXR用もどうなんだろ?
シートも探せばあります。ちょっと詳しくないんでなんともですが、多分1982年UPとかならつくんじゃねーかな…
駄目ならたしかに加工って感じになりますねー
こんばんは。キャノンボールのオイルポンプ覚えておきます。万が一、オイルポンプが使用不可になった時のために。見た目も違和感ないですし。
マフラーのリンクありがとうございます。やはり種類は少ないですね。引き続き探したり、情報を集めてみます。
シートですが、さらに調べてみたら中古が売りに出てました。また、画像検索でも見つけて形状をしっかり確認でしました。
気に入って購入したのはアメリカのマスタングシート社のものでして、そのマスタングシート社で探したら一点見つかりました。それには1985-1986 FX.FXWGとあり、やはり2年間のみの車種用とシールが貼ってありました。ただ、価格、送料が高すぎて買えないですが。
自分が買ったのは-84までのショベル用ですが、見比べたらステーの違いのみでシートベースの形状は同じ様に見えました。
ショベル用は2本のステーが前向きに付いて、エボ用はシートベースの凹み部にステーを橋渡しするように溶接で付けてある状態でした。純正と同じです。写真を添付しますね。
これだと2本のステーを曲げてフラットにする(手で曲がりました)か切り取る。そして、凹みにステーをなんとか付けたらいけるかも。って考えました。