バルブスプリングとオイルポンプの進捗状況

オイルポンプ完成写真

管理人!なんかバネとかポンプ作ってるみたいだけど続報がねーぞ!

という最もなご意見をいただいた。
いや、なんか進んで入るんだけど、どの時点で改めて紹介すればいいのかなーとか考えて・・・放置である。

ホントはインスタとか各SNSでちょろっと写真載せて案内すればいんだろうけど、もうこのサイトと各SNSってどっちがソーシャル・ネットワークかわからんぐらい今のSNSって情報がぶっ飛んでいくので、不確かな事のせずらいし、かといってここで更新するのもなーとか色々悩んでいたんである。

ツー事で今現在見せられる範囲で一体何がどこ程度進んでいるのかちょっとご案内

ショベル、パン用バルブスプリング

詳しいのは上にある過去のブログを参考にしてもらうとして、一体何なんだをざっくり説明。

管理人は今現在売っているこのバルブスプリングに不満があった。
やすいものは長さや強さがバラバラ、へたすりゃ目視レベルで曲がっていてバネとしての体をなしていないもの。

はたや高級?ブランドの名を冠したそうそうたるお値段の一品たちはお値段高いわバネレートはつよいわなんか種類たくさんあって何選んでいいかわからんわ!とう不満を長年持っていた。

我々一般メカニックとしては欲しいのはハイカム用でもなんでもなくただノーマルの修理をするときにすっと何も考えずに選べるバネなのである。
しかしそんなものはこの世に無い・・・ならば作ろう!ってのが今作っているバネ

バルブスプリングの試作第一弾

はい。こんな感じで試作一発目はできてます。
バルブスプリング作成にあたって学んだことは・・・

  • 純正も含めてバネとして超えちゃいけない定数を超えている物が多い
  • バネ作成の技術と製造機器、そして素材は未だに日本が世界でも1位か2位

といったところだろうか?
ともかくいい感じでメカニック諸氏がなーんも考えずオーバーホールのときにバンバン交換できそうなものができつつあるんであるが、試作品の第一弾で設定した数値が・・・強かった。ちょっと強すぎたんである。

やっぱ作ってみないとわからんねーってことで、一発目の数字を参考にしてただいま試作第2を作成中。
もう試作でも、修理でもバルブスプリングで悩まない世界をつくりたい…

見た目は鉄ポンプ!中身は最新!のオイルポンプ

お次はオイルポンプ。
写真でもわかるように既にCAD、CAMは終了し実際に削り出してさぁ!テストといったところです。

このオイルポンプ、一体どんなものかの詳しいところは過去のブログを参考にしてもらうとして、ざっくり要点をかいつまむと

  • 見た目はパンとかの純正の鉄ポンプのそれ。ただし8mmぐらい厚い
  • 材質はアルミなる。けど特殊な合金を使って硬い
  • 肝心の性能はS&Sとかショベル、エボ純正のアルミポンプと同じぐらい

となっている。

ただ一発目の削りなので、管理人が求める数値要件を満たしていない部分や削りすぎちゃったところとかまぁ色々ある。例えば

リリーフバルブのネジ部分
やたらネジ山が長かったり、

オイルポンプトップマウントのネジ部分
・・・なんかビミョーな場所もあったりするが、大本の設計が終わっているので後は微調整といったところだろう。

実際にエンジンに仮組みしてみると
オイルポンプをエンジンに仮組み
まぁいい感じである。

このポンプ、既に結構問い合わせが来ていてそれなりに期待値が高いんだろう。
おそらく今現在での数値でも全く問題なく使用には耐える。問題ない。が、せっかく超絶精密加工を施せるところに協力してもらっているので、精度面でも今までのものとは違う=それだけでも油圧の点から有利になるようにただいま最終的な詰めを行っている感じとなる。

終わりに

以上、両部品とも進捗としてはまぁ順調だろう。
ただ・・・なんかマニアック(特にバルブスプリングなんてバイク屋以外全く喜ばないような気がする…)な部品ばっかりなので、そのうちもうちょっと一般的な部品も作ってみたいもんだ

今回は以上で終わり!


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