4速ミッションのクラッチのメンテナンスについて
4速ミッションのクラッチのメンテナンスについて教えてください。
発進時にクラッチをつなぐとガツガツといってつながります。しばらくするとあたりが良くなるのか症状は治まります。
バラシて見たところ一番奥のシェルと合わさるフリクションプレート(多分バーネット製)のシェル側のみだいぶ減っていました。そのほかのフリクションプレートは全く減っていませんでした。調べたところ1枚売りで出なそうだったので順番変えて組んでしまおうかとも考えていますがどうでしょうか?また原因はなんでしょうか?シェル内へのオイル漏れはなくカラカラです。
また、某ブログにシェルの摩耗を防ぐために一番奥のフリクションプレートを抜いてスチールプレートにするという方法が載っていましたが、一番奥のフリクションプレートがいらなく、さらにシェルも減らないなら抜いてしまおうかとも考えています。
スチールプレートはツルツルピカピカに磨かれたように光っています。ペーパーあてたりした方がいいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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なるほど。
まず減ったフリクションプレートですが、極端に面が荒れているようであればペーパー等で軽く面取りして他と適当に入れ替えて組んでしまいましょう。
スチールプレートはどうせつるつるになると思うので、もし錆とか汚れがついているようならソレもペーパー等で適当に磨きましょう。
で、一番奥のフリクションプレートを抜いてシェルとスチールプレートが直接はいる方法ですが、これはやったことがありません…
確かに5速のクラッチなんかはスチールプレートが先に入ったと記憶しているので、問題ないってば無いのかもしれませんが、この方法がちらちらと話を聞くようになったのはここ数年ってところでしょうか?
過去には無かった方法ですので、どこかの誰かが初めてネットで広がったもの推測されます。
んじゃ、昔はクラッチシェルが減るのどう防いでいたんだ!って話なんですけど、これがまた減ってどうしようも無いって記憶がないんですよ。
で、
発進時にクラッチをつなぐとガツガツといってつながります
これは所謂ジャダーというやつですね。
オープンプライマリーにして完全な乾式クラッチにすると頻発する現象で、ガツガツ言っている時は猛烈にクラッチが滑っている状態です。これが起こると各部が猛烈に摩耗することになります。
乾式クラッチなんである程度のこの手の現象は仕方ないのですが、現在バーネットのクラッチプレートってことで恐らくwet/dryのプレートかと思います。
これですね、ある程度オイルに浸っている必要があるんですよ。完全にドライだと合っという間に減るしジャダーも出ます。
組む際の説明書などにも書かれていたと思うんですが、本来はオイルに浸してから使うものです。
でも浸すとものすげーオイルが飛散るので、適当に指で塗る程度でも大丈夫です。
ともかく適当に面を出したら、薄っすらとフリクションプレートにエンジンオイルを塗ってくんでください。
このオイルに浸すor塗るはここ最近のフリクションプレートにはますます必須になっています。
コレやらないと、ジャダーと超摩耗をおこしますんで、試しにオイル塗る→それでもだめならフリクションプレート抜いてみましょう