4速コンプマスタークラッチ(プロクラッチ)のナットが外れない。
いつもお世話になっております、またまた疑問が沸きまして質問させていただきます。
同じような方いらっしゃるのではないかなーと思い投稿させていただきます。
4速コンプマスタークラッチ(プロクラッチ)をつけておりますが、ようやく土砂降りの雨が上がりさて走りに行こうとしたところクラッチがへばりついてクラッチが切れない!ということは良くあることでクラッチを清掃(剥がそう)と添付図のショルダーナット(22)を緩めようとしたところ
「ん?」
回っているのにナットが取れない、確かにほかの3本は普通に取れたのに何で?ということに・・・
感触的になんか共回りしている感触。いくら回しても緩んでる感じがしないのです。
実はこれ自分、1度ではなく数回あることでして、何度もバイク屋さんに助けをもらっております。
もちろんクラッチがへばりつかなければあける必要もないので問題ないのですが、乾式クラッチなので仕方ない部分ではあると思っているのですが、構造上これ共回りしちゃいますよね??
クラッチボルト(10)をアルミハブ(8)裏から通しスタンドオフナット(11)でとめ、ショルダーナット(22)で締める構造なのですが、バラしたことがあるのでわかるのですがクラッチボルト(10)が回らないよう固定されてはいなくスタンドオフナット(11)で締めているだけなのでやっぱり共回りしちゃうと思うんですよね?
何か今後そうならないような対策はないものでしょうか?(わかりづらくてすみません)
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いえいえ、よーくわかります。
で、ともまわりもわかります。
あれ、部品交換をできるようにしてその部分が壊れてもハブ全体を交換することなく修理が可能ってつもりなんでしょうが、構造がねぇ…
対策ですがロックタイトで固めています。それでなんとかなっていますよ。
一度外してきっちりきれいにしたらキツめのロックタイトを塗った上で組んでください。
で、クラッチの張り付き対策です。
まず、軽い張り付きなら清掃しなくてもクラッチをきってキックしていれば外れます。出先で軽く張り付いた場合なんかはほぼこの方法ではずれて元のように走れるはずです。
これで外れないとなると重度の張り付きですね。乾式クラッチの場合は雨降った後にかなり放置するか、そもそも汚れまくっているとかじゃなければ重度の張り付きになることはあんまり無いと思います。
あとは張り付かない対策です。
クラッチばらして清掃する際にフリクションプレートにうっすらとエンジンオイルを塗りましょう。本来であればオイルにひたしてから組むってのがセオリーらしいんですが、それを拭き取るのが面倒だし大量のオイルが必要になるしその入れ物も…
って考えると面倒なんで指でシングル50でも塗ったほうがいいです。
これで張り付きも改善しますが、何よりもクラッチの感触が劇的に改善して且つジャダーも起きづらくなります。
今までやったことが無い!って事であればぜひ試してみてください。