オイルライン交換の場合、オイルタンクからオイルポンプまでのラインを交換したならエア抜きしたほうがいいと思います。

オイルラインのエア抜きで一番大事なのがオイルポンプに空気がないってことです。ポンプに空気がなくガンガンオイルが回る状態であればポンプ以降のラインは強制的にオイルが空気を押し出して勝手にエア抜きが完了しちゃいます。

オイルライン交換が腰下からヘッドまでのオイルラインなら原理的にはエア抜きは必要ないと言えます。

一番上の目玉をとってオイルが出てくるかどうかはあくまでも確認のためでエア抜きとは微妙にニュアンスが違うと思ってください。

んじゃ肝心のエア抜きの方法です。

オイルラインを全部組んできちっとオイルタンクにオイル入れて蓋を締めたら準備完了。プラグを引っこ抜いてスカスカクランキングできるようにしましょう。

そしてオイルポンプのチェックバルブが入っている蓋を取ります。中にバネが入っていますがとっても取らなくても構いません。

そこでキック開始です。最初はなんの反応もない、もしくはポコポコ泡が出る程度かと思いますが、オイルタンクからオイルが落ちてくればキックのたびにオイルがあふれるようになります。

そこまできたら蓋を閉めましょう。

次にタペットスクリーンを取って同様にキックをします。これはエア抜きでもあり確認です。

同じようにオイルが出てきたら閉めて終わり！

気になるようならヘッドに行くオイルライン取ってまたキックして出してみたりといろいろやってみましょう。

ヘッド側のオイルラインを取ってキックするとものすげー勢いでオイルが出てくるのがわかるとお思います。間違ってエンジンかけた日にゃ噴水状態です。

一度見てみるのもいいともいますので、ぜひやってみましょう！