カタログ等にもBは載っていなくて

まじか！と思ってカタログ見たらマジだった…Bカムカタログ落ちしているんですね。多分変わりにB2とかに変更したんだろうか？

さてさて、Bカムですが当方の記憶頼りにお答えします。
というよりほとんどB2の注意事項と一緒だったかと。

まずタペット回りですが、これはそのままでOK。もちろん悪いところは直しましょう。後はバルブスプリングとリテーナーは交換したほうがいいです。

これはストロークが多いために通常のスプリングセット長だとバルブが開ききったときにスプリングが縮み切ることへの対策です。

また、場合によってはバルブガイドやリップシール対策が必要になることがあります。これらも性能云々の話ではなく物理的にあたるかあたらないかって話です。

後はピストンです。ヘッドのガスケット面の残りとか色々要因はあるんでしょうが、1200のノーマルリプレイスハイコンプピストンでピストンにバルブが当たるってトラブルを食らったことがあります…

他のバイク屋さんに聞いてもえーそんなことねーよ！と言われるのですが、当時確かに当たりました。
エンジン掛ける前に気がついてカム交換して終わったんですが、ハイコンプピストンの時は要注意だと思ってください。

と、大体こんな感じです。このように決してボルトオンカムではないと思ってください。

その昔は対して回さないショベルあたりにハイカムなんぞ・・・と思っていましたが、今つけてみるとまぁまぁ楽しいもんだなとか思うようになってきました。

立派なチューニングの要素なので、頑張ってつけてみてください