スチール板、フリクションプレートの状態
一部スチール板にフリクションプレート(ケブラー)から削られたレコード盤のような筋がつくようになりました。クラッチシェル側にも筋がついています。
布巾で拭けば取れるのですが、数十km以内走行しただけ不着する事が確認できました。
↑左上~上側のみ筋が濃いのですが、右~左下が薄いのは拭き取って撮影した後のためです。
筋は円盤状に均一についています。
やけに1,2枚だけフリクションプレートの色が変色して画像の状態になっています。
こちらも筋を拭き取った後です。
フリクションプレート単体でみますと溝がありそうなのですが、
こうなったら全交換した方が良いでしょうか?
貧乏性なので、もったいなくなかなか交換に踏み込めないのですが、
よろしくお願いいたします。
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まず2速だけ滑るってのはちょっとありえないと思います。滑るのであればそらもうありとあらゆるギヤで滑ります。試しに3速ぐらいで思いっきり加速してみてください。恐らく滑ると思います。
また、フリクションプレートの位置で症状が出るとのことですが、構造的にコレもちょっと考えづらいかなぁ。根本的に何かがおかしい…
ギヤも1速から2速が入りづらい、3速から2速は平気となると中のシフター部分、ひいてはカウンターシャフトのエンドクリアランスが怪しいとか考えちゃいます。
フロントのステムベアリングですが、これをクイックで修理するのは…無理かな。結構時間の掛かる作業になります。
また、ここが逝っているとバイクとしての本来の走行性能が出ず危険でもあります。
ただじわじわ逝くところなんで長く乗っていると気が付かない事が多いです。知らず知らずの間にオーナーがステムが逝っている場合の乗り方をしてしまっているんです。
そのバイクに慣れていない人(バイク屋さんとかですね)であれば酷く消耗している場合であればバイクを押しただけでも気が付きます。
ステムベアリングが逝っていると…
- 著しい直進安定性の低下
- コーナーでのライントレースが難しくなる
- ブレーキング時の安定性の低下
- 乗っていると疲れる(ステムが外乱の影響を自己修正しないため押さえつけて走る必要があるため)
等々色々な弊害が出ますので、気持ちよく乗るためには直したほうが吉です。管理人の場合はココが壊れているバイクはちょっと乗りたくないぐらい気になる部分です。
スプロケ部分からの音ですが
- チェーンのかた伸び
- チェーンラインの不具合。Rタイヤが真っ直ぐじゃ無い、ミッションが真っ直ぐじゃない、そもそもチェーンラインが出ていない
- スプロケットナットの緩み
- ホイールベアリングの寿命
- ホイールべリングのエンドプレイの調整不良
この辺が考えられます。
いずれにしても車体回りがそろそろ重整備の時期なのかもしれません。
見ていないのでなんとも言えないですが、総合的に考えると長く乗るのであれば車体周りの重整備時期です。
これ、総合的に判断できるバイク屋さんに見てもらったほうがいいかもしれません。