リア側メカニカルドラムブレーキのレバー
リジッドフレームのリア側メカニカルドラムブレーキのカムレバーですが、この度、ロッドやクレビスと共に新品に交換しました。そしたら、チェーンとのクリアランスが1ミリ~2ミリぐらいしかなく、静止状態でのブレーキ操作では当たりませんが(何ヵ所かで見ました)、走行状態だと、たぶんチェーンがたわんだりした際に接触します。少し乗ったら接触痕が付きました。
なので、元々付いてたカムレバーの方がクリアランスがあるので、こちらを使うしかない状態です。しかし、こちらも当たっていたようで削れがあります。(画像左側が元々のカムレバー、右側が新品カムレバー、画像上が元々のカムレバーのクリアランス、画像下側が新品カムレバーのクリアランス)
走行状態では当たった音や感触はないんですが、知らない間に当たってたようです。なので、画像上側のクリアランスがあっても、当たるようです。
カムレバーは社外品ですが、やはり内側への反り具合は当たり外れがありますか?
逆さまに付けるとチェーンとのクリアランスは問題なくなりますが、たぶん間違った付け方だし、今度はロッドがフレームに接触しそうになります。
修正前提での作業になる箇所でしょうか?
それともこんな際どいクリアランスで正常?当たってても大丈夫なんでしょうか?
こんな分厚いものは自宅では曲げれないので困ってます。なにか良い方法や修正の仕方はありませんか?
チェーンはRKのOリングチェーン530なので、Oリング無しより幅は太いはずです。
よろしくお願いします。
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クリアランスギリッギリですねー。
まずメカニカルドラムですが、結構みんないろんなところが当たっています。たとえばロッドなんてほぼみんな確実にこすった後が合ったりします。
もちろん完全に擦れなくするように組んだりもしますが、経年劣化なんですかね、やっぱりどこかが当たっている車両も多いです。
で、写真のクリアランスですが、もともとついていたのはまぁいいとして、新しいのは…さすがに狭すぎですね。
こいつに当たり外れはあるかってことですが、個人的に確認したことは無いですが、品物としてはV-TWINのmede in Taiwanのものだと思うので、当たり外れというより半端ない製品誤差を持っていますので、当然こんなのもあるはずです。
てことでV-TWENの、てかここ最近はDragも全く一緒ですが、旧車用部品を使うときは大なり小なり修正が必要なものと思って購入してください。
不良品ではなく、あくまでも部品のベースという割り切りが必要です。
修正ですが、見た目を気にしなければコンクリートの上でハンマーで叩いていけば修正可能です。
でもおすすめできないかな…。試しにちょっと叩いてみて駄目なら素直にどこかに加工に出したほうがいいと思います。
後ひっくり返してつける方法ですが、これもありですよ。
正しくない付け方と書いていますが、正しい付け方ってのは外れなく、きちっと機能して不都合がない付け方です。これでちゃんと機能するようならむしろ今までの組み方が間違っていたって解釈でバッチリです。
旧車やカスタムバイクってこうしたほうが良いんじゃね?って部分が結構多いです。もし逆さに付けて問題なく、むしろ接触とかのリスクが減るのであればそっちが正しい付け方であり、立派なカスタムだと思いますよー
ともあれチャレンジです!