カムについて
一体成型(ギアが圧入されていない)っぽいタイプのものでした。みたことありますか?
これですけど多分純正のカムじじゃないかと思います。純正カムについてはあれやこれやと話が沢山ある上に、どれがなにか個人的によくわかっていないのでアレですが、見た目に特徴が無い純正のカムもありますので、それかな。
で、カムの数値ですが…
えーっとここでかけないほどめちゃくちゃ長くなります。
書いてある数値は
- インテークとエキゾーストの開くタイミング
- 両方の閉まるタイミング
- リフト量(純粋なカム山の高さ)
- オーバーラップ
となるのかな?
この数値はカムの現物を眺めても全くわからない(もしかしたら測る術があるのかもですが)ので、今回のようになんのカムかわからない場合は、数値が追えないのでその性能もよくわからんって事になります。
で、ん~~~、一番カムの性格がわかりやすい指標はオーバーラップになるのかなぁ。
これはインテークとエキゾーストが両方開いているタイミングだったか時間だったかなんだけど、ここの数値がぱっと見でなんとなくわかるかと思います。
それがなんでだ!って聞かれると、ものすげー長くなる…
で、
実は公道上で使うノーマルの車両でのカムの交換ってエボの後期型になって初めて意味が出てきたんじゃないかと思っています。
エボ以降は、環境対策の関係でカムプロファイルから牙を抜かれるようになり、カムを交換しなければ本来の力が出ないまであります。
てことで、ここで全てを説明するのはちょっと無理ですし、個人的にそこまでの知識もなかったりw
ジョージさん
シフトオンじゃなくてもしかしてシフトン?
ちなみにBカムってどんなカムかわかりますか?
確かバルブスプリングの…何だっけ?一番上の座金を交換するだけでつけられるセミボルトオンだったかと。
基本はプチストローカーとかに組むのが推薦されていたはず。
で、油圧ユニットと組み合わせて使えるBHってのもあります。
基本的には中、高回転域でパワーがでるタイプで、結構リフト量があったはず。過去にハイコンプピストンのバイクにつけたらあたった事があったような記憶がうっすらあります。
カム交換をする際はまずタイミングの確認とカムのスラスト調整(ギヤケース内での横方向クリアランスをシムを交換してやります)や、点火からキャブまで全部見直しが必要です。
特にカムのタイミングは、ここ最近の社外品だとずれている物が結構あるので、最悪ギヤを引っこ抜いて再度圧入する作業が追加になります。
Bカムの場合はこれに合わせてアッパーカラーの交換も必要となり、更にイケイケカムだとケースの加工とかそんなのが追加になっていきます。
ここもあんまり個人での交換はおすすめしません。
たががカムですが、バイク屋さんにお願いしたほうが後々いい結果になると思います。
もちろん自分で交換してみるのも面白いと思いますぜ