キャブレターと点火タイミング
お世話になります。以前に1985FXSBの件で質問しました。その際はありがとうございました。
先日、無事に新規登録完了して公道を走れるようになりました。
乗ってみたところ燃調が濃い感じがしました。エンジンが温まりきると、アイドリング時に黒煙がうっすら出てるのが見えて、車検時にもわりと長めのアイドリングを繰り返し(ヘッドライト光軸合わせや何度かラインを通したりしてました)、その時に再度エンジンを始動したら、いきなりプラグが失火しててパンパンと鳴ってました。どうもアイドリング時は濃くなってるようです。
走った感じはアクセル一定なら特に違和感ないんですが、シフトアップ時にアクセルをちょい開けたり、加速時にちょい開けたりしら、モゴモゴ、モサモサした感じがしてからググっと速度が乗る感じです。
プラグが死ぬまでは、バックファイヤやアフターファイヤはないのですが、プラグは前後同じように全体に黒くカーボンが乗ってます。
管理人様からアドバイスいただいたように、キャブレターを外し洗浄したいと思います。また、点火タイミングも点検したいと思います。
そこで、このケイヒンバタフライは車体から外すのにはマニホールドごと外すのでしょうか?
キャブレターと、マニホールドを留めてるナットは工具が入らないかなといった状態です。マニホールドごとなら、ドライバーが入りそうでした。バンドみたいな感じで取り付いています。
また、点検タイミングはポイントカバー内は添付画像の物が入っていました。ポイント点火車みたいに、同じように緩めて回すのでしょうか?どのように調整したらよいですか?
最後に、キャブレターに付いてるミクスチャですが、ここも回してみた方が良いでしょうか?
乗ったときのアクセル開度は、ほんの少ししか開けてません。たぶん、1/5か1/6ぐらいかも。
よろしくお願いします。
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お?
車検無事に終わったようでおめでとうございます。
車検場って何気に空冷バイクには過酷ですよね…あんまりずっとエンジンかけていたくないからテスターの上でキックふんでたら怒られました…
さてさて、まずはミクスチャー。当然回します。走行にそこまで影響はありませんが、アクセルオフはどんな時でも通化するところですからちゃんと調整するべきだと思います。
キャブの取り外しですが、基本はキャブ外してからマニホールドの順番になりますねー。全部外す予定でれば怠慢こいてマニホールドごとなんてこともありますが、基本はキャブからです。
外すこともあれですが、またキャブやマニホールドを車体に戻すことを考えるとどっちにしても一手間必要です。もし工具が入らないようであれば入るようにタンクやモータートップマウントを外します。
キャブやマニホールドの取り付けはステーやマニホールドの位置なんかも出てきますので、できれば完全に完璧にできる作業環境を作るためにも周りのものを外してやるべきでしょう。
症状については明らかに濃い感じですので、加速ポンプからのリークや、まじで全く素っ頓狂なジェットがはいっている、もしくはスロージェットがCV用のが無理矢理ついている等々まー色々考えられるので、まずはしっかりと確認しましょう。
あとは点火ですね。
これはノーマルのピックアップです。
ショベルの後期から採用されたもので、ポイントとかのガバナが付く場所に切り欠きのついたローターが回っていて、切り欠きが通化すると点火信号がECMに行く仕組みとなっています。
タイミングの取り方はポイントと一緒です。左右のネジを緩めて時計回りに回せば早くなり、逆に回せば遅くなります。
ただこいつは本来はそういう感じにうごかしてタイミングを取るのではなく、あくまでもカムギヤを介してクランクのポジションを確認するためのものです。
点火タイミングの変更はECM側でやるものだということは理解しておいてください。
んで、これがまだ残っているってことはECMもノーマルだとおもうんですが、ちょっと記憶が定かでは無いんですが、VOESってついています?
VOESはこれでしょうか?画像を2枚添付しました。赤丸で印した箇所から、ホースでこのパーツに繋がっているようでした。本体からは、配線が一本出てました。記事も読んで理解しました。
また、赤丸の近くにミクスチャがありますが、少し削れた痕があります。これは今までに触られたって可能性が高いですよね?
ECMには84A 2284と記しがありました。もしかしたら、ECMも当時のパーツっぽいです。
点火タイミングはECMで行うのであれば、基本的にはメンテナンスフリーってことでしょうか?
あと、吸排気がカスタムされてて、S&SのティアドロップエアクリーナーでUNIのフィルター(綺麗です)、マフラーは2インチドラックパイプで11.5インチの排気抵抗がかかるバッフルを入れてあります。元々は直管でした。
オーバーフローを直した時にフロートを外して見たところ、メインジェットは165と印があり、スロージェットは見えなかったです。なぜだか外して見なかったです。反省です。ゴム栓は付いてます。
軽く空ぶかしをしたら、ハッキリ分かる黒煙が出るので、加速ポンプもガソリン出すぎみたいな状態でしょうか?
こんにちは。ここ数日、計200キロほど乗ってきました。
- アイドリング時の濃い症状ですが、そもそもミクスチャが開きすぎてたようでした。最初に触った時に、かなりユルユルでスプリングのテンションを感じなかったんです。また小さなビットで回してたからか、最後まで締め切る前に締まり切ったと思ったようです。触りやすいように、六角頭になったスクリューに取り替えたら、実はまだまだ閉まりました。現在は、全閉から約1-1/4回転ほど開いてます。
また、アイドリング時の黒煙や、空ぶかし時のハッキリした黒煙もなくなりました。ストップ&ゴー後のプラグも白く焼けました。(それまでは真っ黒)
走った感じは、アクセル開け始め〜アクセル開度1/4ぐらいが薄いようで、一瞬息つきします。かなりゆっくり開けると大丈夫ですが、その開度をほぼキープした後のプラグは白かったです。
エンジン温度はプラグ付近で前後ほぼ100℃、オイルは70℃ぐらいでした。気温15度〜20度ぐらい、50キロほどマイペースで走った直後です。
数秒しかやってませんが、アクセル開度1/2〜全開では、しっかりとアクセルについてきて、パワーがあるように感じました。スピードもしっかり出ました。息つきや吹き返し等なかったです。
どうもアクセル全閉からの開け始め〜1/4付近までが薄いようです。この場合はスロージェットの交換で対応するのかと思いますか、たくさん出てて、全部買うわけにもいかないので、おおよそどんな感じに合わせていくか、または何番から試すとよいとか教えてください。
現在はサービスマニュアルにも記載がありましたが、販売時のままと思われるスロー52、メイン165です。(一つ前の質問では未確認と書きましたが、その後、スロー確認しました)
一枚目 ミクスチャを六角頭のに変えて調整した後のストップ&ゴー後のプラグ。
二枚目 ミクスチャを六角頭のに変える前のアクセル開度1/4走行後のプラグ。
プラグはNGKにこのバイクの純正指定の品番と同等品を問い合わせたら、BPR4EY-11と回答があり、それを使っています。部品量販店のサイト等では、5番でしたが、とりあえず4番で乗ってみました。
とりあえず復調の様子が出てきて何よりです。
プラグの焼けですが、4番でそんなだともうちょっと濃くてもいいんじゃね?と思います。
んで、ケイヒンバタフライで52番って確かなかったような気がします。おそらくそれはCV用じゃないかと。
CVの場合は今普通に売っているのが54番が最高だったはずです。
ジェットの写真をみれば一発で判断可能ですが、番手から考えるとバタフライ用じゃないと判断します。
ネット上では一部供用とか書かれたりもしますが、確かネジサイズも微妙に違ってまともにつかないし、何よりも開いている脇の穴ってのかな?これが明確に違うので共用不可だと思ってください。
交換するなら難しいところですが、68番とがいいのかなーと思います。こればっかりはちょっとやってみないとわかりませんが、それぐらいが純正のサイズだったかと。
まずは68を突っ込んでそれでも薄いようであれば次の番手の72とかを入れてみる。こんなふうにやってみましょう。
プラグについて書くの忘れてた
基本はやっぱりBPR5EY-11です。熱価の1番違いはそこまで気にするものじゃないですが、4番と5番じゃやっぱり違います。そのうちでいいので5番にしましょう。
また、y-11はプラグギャップが広いタイプです。高年式のECM点火や一応ダイナSなんかもこのタイプになります。
逆にポイントだとBP(R)5ESとかになります。これはポイントギャップが小さい。火花をバンバン飛ばせるのにこのプラグにすると火花が飛ぶ距離が短いので、無意味ってかちょっともったいないことになります。まーギャップぐらい自分で広げればいんでしょうけど。
参考にしてください。
こんばんは。回答ありがとうございます。改善がみられて安心しました。ミクスチャとかジェットとか、ホンダのミニバイクでは触ったことありますが、ハーレーでは初めてでよく分からなかったです。やってみてだんだん分かってきました。
プラグは5番も用意してセッティングします。基本はナックルやパン同様に5番なんですね。たしかにギャップ広いなと思いましたが、ECMだからなんですね。
スロージェットの写真を撮ってあるのですが、横からのは撮らなかったです。ジェット交換時に撮ります。
とりあえず二つ購入して、セッティングをやってみます。
ジェットが届いたので交換しました。72、68、62を買いました。まず68を付けたら、アイドリングでかなり濃く、プラグが失火してしまいました。ミクスチャ調整をすることも出来なかったので、62に変えました。それでも濃かったですが、なんとか走れました。近所をサードギアまででノロノロ走るだけでしたが、アクセル開け始めから1/4までで薄い感じはなくなり、ついてくるようになりました。
そこそこ暖まってからミクスチャを再度調整しました。52の時に合わせた位置だと濃いので、絞りましたが、まだしっかり走った訳じゃないので調整は必要かと思います。
62だと全閉から約3/4開けくらいです。
ちょっと少ない気がしますが、こんな場合もありますか?
ジェットの比較写真を載せます。左側が元々付いてた52で、右が新しく買ったジェットです。
まず・・・写真のジェットを見ると両方ともCV用にしかみえません。
また、現在売っているバタフライ用の最小値は65だったかと。62って純正も含めてあったのかどうか?わかりませんが、現在バタフライ用として売っているものにはなかったはずです。
ここでは書きづらいのであれば買った場所のURLをメールで教えていただければこれがなにか確認してみます。
このCV用のスロージェットは国産車とか他の車輌で広くつかわれているんでしょうかね、番号も豊富でパッとみた感じじゃバタフライと共通にしか見えないのですが、ネジの下のジェットの細い筒の脇にある穴のサイズが明確に違います。
これはガソリンの送り位置とスローエアジェットの仕組みが違うための構造差だと思うんですが、この明確な違いのため仮にネジピッチが同じ(確かネジピッチも違ったはずですが)だとしてもCV用とバタフライ用では互換性がないのです。
ミクスチャの開度が3/4とかはまぁあってもいいと思います。ボディやミクスチャスクリューの摩耗とか色々ありますしね。
でも写真がCV用のジェットにしかみえねぇ・・・
CV用のジェットだとセッティングも何もなくなっちゃうのでまずはそこから直していかないとだめです・・・