走行中のヒューン音
59パンヘッドです。
エンジンのオイルプレッシャーの針が上がらない程各部温まった状態くらいから走行中、エンジン下部の方から耳障りなヒューン音がします。アクセルを開ける程、音は高音になる気がします。プライマリーはクローズドでチェーンです。
オイルはシングル50 鉱物油です。
異音については、言葉だけでは伝わり辛いことでは有りますが、オーバーホールまで行かなくとも、何々を試してみたりとか…思い当たる節ありましたらご教授お願いします。
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了解しました。
色々聞かせてもらいましたが、正直イヤな予感しかしない状態です。
まず、音の種類的に回転部で間違い無いと思います。この回転部ってのは主に腰下かプライマリー、ミッションになるのですが、ミッションのであればミッションから音がするので今回は無し。
プライマイリーはエンジンから鳴っているのか区別が付きづらいのですが、59パンってことでおそらくTINカバータイプのハズです。
このタイプの場合ですと、もしトラブルがあったとすると結構派手めな音(チェーンの駆動音とかですね)が出るために今回のケースにはまらないためプライマリーの線も消しでいいかと。
あと結構治すのが楽なケースとして空気の出入り系ですが、ヘッドガスケットの抜けなんかも考えたんですけど、あれって放っておくと走行できないほどあっという間に育つ
(?)のでそれも却下です。
と、なると残りは腰下です。
最初は音の種類的にギヤのバックラッシュや、ジェネレーターマウントの不良てかネジの緩みなんかも疑ったのですが、かなり暖まらないと出ないこと、またひと夏超えてからの現象とのことで、この両方もいったん却下です。
残る可能性としてはビッグエンドベアリングが逝った可能性です。
この夏は暑かったので、もし猛暑の日に乗っていたようであればオーバーヒートによるエンジンへのダメージの可能性が非常に高いと判断します。
試しにタペットスクリーン、若しくはオイルをチェックしてみましょう。銀色を主体としたスラッジが多いようであればビッグエンド損傷で確定です。
今の情報量だと断定はできませんが、総合するとエンジン内に何らかのダメージが発生した可能性が非常に高いとおもってください。
ともかくすいません、応急処置もおそらくないです…
バイク屋さんに持っていってみましょう
すいません
何点か確認させてください。
- ヒューンって音は購入当初からでしょうか?また暑い時、まぁ早い話が夏です!にしか出ないとかありますか?
- ヒューンって感じの音なので、連続音だと思うのですが、他にヒュヒュヒュヒュ的な断続音はありますか?また、ヒューンって言い出したときに他の、カチカチ的な音はでますか?
- 冷えているときは気にならない程度、もしくは聞こえない感じでしょうか?
- 音がなりだしたときになんとなく、体感的にでもいいんですが調子の変調を感じたりしますか?
医者の問診みたいな上にヒューンとかカチカチとか擬音ばかりで確かに分かりづらい上に逆質問となってしまって申し訳ないですが、これが聞ければある程度音の箇所を推測できるかもしれません。
経験値のあるプロからのご教授。 毎度毎度、感謝致します! 日々、一歩でもmy motorを手中に納めるよう勉強して行きます! また…しくじる場面…。 その時がありましたらご教授願います。この度はありがとうございました!
追記です。
ミッション動かすのにはミションマウントボルトを緩める必要があります。
ボルトのサイズは5/16”、ミッションマウントプレートに4本、フレームに1本です。
これを緩めずに調整用のネジをいじりますと壊れちゃうので要注意でした。
大丈夫です。管理人が書く駄文に比べれば全く反省する要素はありません!
真ん中の4つの穴がついているやつはナットです。ナットなんですよあれで…
SSTも安いものからJEMSなどのメーカーからも出ています。長い平板に穴に入るようになっているダボがついている単純なものがメインとなると思います。
個人的にはインパクトで回す事が多いので、ここを回す工具は自作でした。もしインパクト等で回すのであれば多分いい工具はでていないので、自作になっちゃうと思います。
ネジは正ネジですね。後ろのクラッチハブナットは逆ネジです。
で、構造的にスプリング以上の力がかかるとスプリングが縮んで、その縮む際にスプロケットが回る構造になっています。これはエンジン側からもリアの駆動側からどちらもですが、過度なショックを受け流すためについている構造です。
採用は55年からで、構造こそ1970年に大改修を受けますがその後延々と使い続けられていますので、重要性は押して図るべきです。
この機能をうまく動かしているのになんてんだろ、金属の山同士がゆるく噛み合っている感じなんですが、この部分の潤滑のために当時はグリスニップルがついていたと記憶しています。
ただ、基本的にエンジンオイルでベタベタになっているはずですので、それほどニップルを経由してグリスを指す必要はないとおもいます。
あとはプリマリーチェーンの張りですね。
これはミッションを動かすことによって張りを調整します。PANであればこれが標準の方法です。おそらくミッションを動かすための調整用ネジがついているはずです。
プライマリーチェーンの張りは結構難しい問題です。
ネットやマニュアルなんかでは冷えている時に調整する方法が一般的な感じですが、これだとなれないうちは結構張り過ぎちゃいますんで、最初はガンガン走ってきたあとの温かい状態での調整をおすすめします。
この場合のチェーンの張りはだいたい真ん中ぐらいを上に押し上げた時に2~3センチ程度です。
この状態で調整して冷えた時にもう一度張りを確認してみてください。おそらく倍ぐらい動くと思います。
プライマリーチェーン(ベルトも)温感時と冷間時では全く違う張り具合になるので要注意です。
ともあれ、このプライマリー内での異音が原因であれば修理費も対してかからずいいこと尽くめです。
頑張ってみてください!
すみません…自分の文面読み返して反省してます…
ナットは確実に締まってれば、スプロケとバネだけ動きますね…
…プライマリーチェーンはアジャスターは存在しないのですが、どのくらいのテンションでしょうか?
立て続けすみません。
最後のお言葉!大勝利!…
励みになるお言葉!
ありがとうございます!tinカバー外したところ、4つ穴のナット?の外径とtinカバー の擦れてる径が一致していたので、此処から異音が発生したと言っていいのかなって所です。
あと、幾つかお尋ねしたいのですけどあの4つ穴ナットは専用のsstが市販されているのでしょうか?
4つ穴ナットは正ネジ?逆ネジでしょうか?
ナット中央にグリスニップルがあるのですが、そのグリスはどこを潤滑するのでしょうか?
外側からの順番、ナット、バネ、スプロケと組み付けのようですがスプロケはバネに押されているだけのように思うのですが、これだとエンジン回転増す、速度増すに比例してスラスト方向に動いてしまわないのかな?って思うのですが…クランクのクリアランスも然りですが
悩ましいところです。
構造上、がっちり閉まっていればコンペセレーターの一番外側の、たしか変な形のナット?だとも思いますが、これが外に出てくるとはちょっと思えませんねー
中身のスプロケを押させる部品やバネなんかは走行中に動きますが、スプロケットも基本的はスラスト方向に動くことはまずないででしょう。
あとはスプロケットシャフトそのもの、フライホイールがスラスト方向に動いている可能性もあります。
これも調整の仕方次第では結構動くことがあります。もしプライマリーとのクリアランスがギリギリだとすればこれの動きによって当たる可能性もないわけじゃないと思います。
でですね、おそらくプライマリーはTINカバー(ブリキのプレスしたみたいなやつ)だと思うんですが、これだと年式にあっているものだとしても社外品のものであれば擦れたりすることはたまにあります。
その場合、多少加工してつけたりしたこともあるので、こすれること自体はそれほど珍しくなかったりします。
純正の場合でも同じです。今までの扱いが悪かったりすると妙な位置についたりすることもあるので、これまた擦れたりってこともあります。
とはってもここ最近の車両ではあんまり見なくなったのでなんとも言えません。
一度プライマリーのアウターカバー外して走行してみるのが一番いいかもしれませんね。それで音が出なければ大勝利!です
その後、エンジン始動時、腰下付近を観察してたところ車体の左側からするようだったのでプライマリーカバーを外したところ、コンペンセーターとアウターカバーが擦れている跡、それに伴うカスが見受けられました。
大凡ですが、この部分の接触により異音が出てたものと思います。
アイドリング時では症状が出なく、速度と回転が上がるにつれて音が大きくなってる感じ。
という事は走行で各部にトルクが掛かってコンペンセーターが外側に膨らむと睨んでいるのですが、どのように思いますでしょうか?
とりあえず良かった!
フィルターとかその辺が鉄粉まみれだと走行不能ですからねぇ。
さてさて、こうなると…どこが音源なのか一気に難しくなるな。
ヘッドガスケットが抜けている場合はシュシュシューとヘッドとシリンダーの合わせ面から空気が出てくるので、すぐわかります。
白煙と音の因果関係ですが、ヘッド周りで質問にあるような音がなるとしたらロッカーアームとカムあたりなんですが、この辺は白煙とは直接関係することはないかなと。
あとはシリンダー…何だけど、そんな変な音がするのも考えづらい。
すいません!実際に見てみないとお手上げかもです!